◆スイス在住スタッフの独り言 ＃100◆
毎週日曜日に配信する、
ブログスタッフによる独り言。
今週は、
スイス北東部からお届けします。
こんにちは。
こんにちは。
ブログ担当のナツです。
先日のこと、小学4年生の娘が通う
先日のこと、小学4年生の娘が通う
公立小学校の担任の先生が
数十分間席を外している間に、
子ども達だけで何かテーマを決めて
話し合ってくれと言い残し去り、
22人の子ども達は
いくつかの
テーマで議論したそうです。
はじめに出たお題は件の
はじめに出たお題は件の
「新型コロナウイルス感染症」
について。
(もともと家にあった物をかき集めてみました)
2月25日にはスイスでも
初めての感染者が出ていますが、
この時は、感染者はまだゼロ。
『この州に感染者が出たり、
『この州に感染者が出たり、
この町まで
新型肺炎が来たらどうする
』
というテーマが誰から
』というテーマが誰から
ともなく出され、
それぞれの意見を出し合った
そうです。
そこで誰かがふと、
「でもさ、このクラスに
そこで誰かがふと、
「でもさ、このクラスに
中国出身の人が
居なくて良かったよね...
」
」と発言すると、
「ほんとだよね...」
」とみんなで静かに
頷きあったのだとか。
日端ハーフの娘は、おなじ
日端ハーフの娘は、おなじ
アジア圏で発生した今回の余波に、
かなり心を痛めていました。
そこで、
「『中国出身の人』と言っても、
「『中国出身の人』と言っても、
感染が疑われる時期に
中国への渡航歴がないのであれば、
まずは問題はないはず。
ひとえに“中国出身の人は”
と言うのはおかしいと思うよ。
今や世界中に
患者はいる訳だし...」
と言うと「それもそうだ
」
」と言うと「それもそうだ
」とまたみんなで
頷きあったそうです。
娘から寝しなに
この子ども達の反応を聞いて、
きっと
前出の発言も悪気はなく、
子ども達の率直な意見
だったのだろうと思いました。
大人のわたし
でさえ経験したことのない、
今や世界中を
震撼させている未曾有の危機。
ニュースを読む度に
ぎゅっと
胸が締め付けられる思いで
時にはやるせない
気持ちにもなりますが、
身近な大人達が冷静に、
かつきちんとした知識を子ども達と
共有することの大切さを、
身をもって感じています。
それでも時として、
心ない行動をする誰かに
理不尽に気持ちを乱されることが
あるかも知れません。
だけどきっと、
べつの機会には誰かの
さりげない優しさや温かさに触れ、
心救われる
こともあるでしょう。
気持ちが散々に揺れ、
見えない猛威に怯える日々。
そろそろ
コロナ疲れが見えてきましたが、
スイス各地でも
感染者が確認されている今、
今後の動向を落ち着いて
見守って
いきたいと思っています。
次週はまた、スイスの元気な
話題をお届けしますね。
新型コロナウイルスに関するスイス国内の
24時間受けつけ電話窓口はこちら
+ 41 58 463 00 00
スイスの新型コロナウイルスに関する
最新の情報はこちら
（独・仏・伊・英）
豚はスイスでは“縁起物”とされています
アルプス最大のアレッチ氷河から
ブログランキングに参加しています。
みなさまのいち
ポチっが毎日の励みになります♪
スイス留学.com 公式サイト
スイス情報.com 公式サイト
メルマガ登録はこちらをクリック
**********************************
**********************************