オーストリアのホテルに泊まったときの話。
レストランで美味しい夕食を楽しみ、エエ調子でホテルに帰って熟睡していたら、何時だったか覚えてないが、部屋のドアをドンドン叩く音に起こされた。
寝ていた上に突然なことで、何が起きているのかすぐにはわからなかった。
ベッドで上半身だけ起こしている旦那が「警察、って言ってる。」と言った。😱
エエ! コワ! ホテルに着いてからは、レストランへ行っただけで、何も悪いことした覚えはない。
旦那は急いで服を着て、戸を少し開けた。(今から思うと、無用心だったかも。)
すると、警察と思われる人が、
「あなたの奥さんを保護しています!」と言った。
すぐに旦那が、「うちのは、ここにいますよ。」と言ったら、
「えっ、保護した女性が、ここの部屋に泊まっている、と言ったので、、、。いやー、彼女、かなり酔ってましたからね。」と警察官は言った。
その後、神経が高ぶったままで、なかなか寝つけなかった。
翌朝、朝食を取るため一階に降りると、ホテルの主人が昨夜のことを謝ってきた。
警察と話をしたらしく、その女性はその夜、レストランで飲み過ぎ、ホテルに帰る途中に旦那とはぐれてしまい、道がわからなくなり、その上、警察に違うホテル (私達が泊まっていた) の名前を言ったらしい。
(アホやなー、そこまで飲む? 嫁がいなくなってるのに、一人でホテルに帰る旦那も旦那やー。)
警察も警察。いきなりホテルの部屋の戸を叩く前に、宿泊帳で名前を調べるのが手順と違いますか。
とんだとばっちりを受け、忘れられない滞在となったのは、言うまでもありません、、、。。