3月11日、
日本から遠く離れた
居住地のフランス早朝6時
黙祷から始まった1日でした。

ご存知のように
ヨーロッパと日本
冬時間の現在8時間の時差があり

12年前の大震災が起こった
時間直前でした

〜〜〜

その頃日本では

震災を知らない世代も黙祷



現在も地元を離れて暮らして

がんばっていらっしゃる

ご家族も多いと聞いています


そういう方々に

元気つけようと


地元出身の

羽生結弦さんが



​みんなに希望をもってほしいと

3日にわたって
Stella notteショーを開催




地元出身だからこそ

重みのあるスピーチ

読ませていただきましたので

ここに記しておこうと思いました。


​3月11日、僕は満点の星空を見て
希望を感じました。
このショーが僕たちスケーターが
1人1人の思いを込めて
1つ1つのプログラムが
満点の星空のように輝く星となれるよう
思いを込めて滑らせて頂きます。

どうか皆様にとって
今日という日が
希望となるよう
心を込めて滑らせて頂きます


PM2:46には

出演者と共に黙祷を捧げ


4時から始まったショーの間

氷に手をついて


「宮城県民として説明させてください」と




​ここは、宮城県民、そして仙台市民、すべての人々にとって本当に特別な場所です

「ここは…ここは遺体安置場だったんです」
と震える声で説明


だから本当に、こうやって、たくさんの今ある命が

ここの場所に集まって、その中で僕がこんな演技を

してしまって、3/11日という日にこの演技をして

ここに氷を張っていいのだろうかという戸惑いは

すごく凄くありました。ただこのショーをやってきて



​きっと震災に関わらなかった人も
震災で苦しんだ方々も
ニュースを見て苦しんだ方々も

ちょっとでも、
希望だったり優しさだったり、
そんな時間ができたのではと

僕が生きて今日という日を
皆様の前でこの会場で迎える
ことができたのは、少しでも
意味のあるものになったかな、
と自分を肯定できます。

最後に両手で氷に触れ



​どうか最後まで、最後の最後まで
気をつけて帰ってください。

今日ある命は明日もあるとは限りません
今日に今のしあわせは明日もあるとは
限りません。そうやって地震は起きました
だから
みんな真剣に、今ある命を
今の時間を幸せに
生きてください

と宮城から涙とともに、希望を発信

今日12日が最終日


(全文本人スピーチのままです)



内村航平さんとの競演や

BTSのdynamite曲での熱演もあったそう





こういう影響力の多大な方の

行動力&心の籠ったスピーチに

勝るものはないですね


改めまして

お亡くなりになられた方々の

ご冥福をお祈り申し上げます。


2023年3月11日