谷間の真珠 
  ポルトガル王妃の直轄地だった
        オビドス

 リスボン カンボ・グランデバスターミナル
 →北へ80km  1h 

おとぎの国のメインゲート 二重構造の城門

ポルタ・ダ・ヴィラ 
アーチの内側 18世紀のアズレージョ

城壁に囲まれたわずか人口800人ほどの小さい街
に世界からの観光客があふれてる

白壁に黄色と青色のコントラスト
縁取りがオビドスの特徴
(エヴォラは白壁に黄色だけだった)


オビドスはポルトガル独立時にイスラム教徒に占領
されていたが、初代ポルトガル国王、アフォンソ・
エンリケスが奪還。 


その後、1282年に6代目のポルトガル国王・ディニス
1世が新婚旅行でオビドスを訪れた際、妻である王妃
イザベラ(当時11歳)がオビドスの街の美しさに
一目ぼれ。王はこの地を王妃にプレゼントする。


それ以降、1834年まで代々ポルトガル王妃の直轄地
になり、552年もの間、オビドスは「ポルトガル王
妃」の村となった。

ディレイタ通り

オビドス名物 さくらんぼの果実酒 ジンジーニャ
店頭でチョコのカップにジンジャーニャを注いで€1
(当時は)で試飲ができる


細い路地

サンタ・マリア教会
内壁のアズレージョも見事

ジョアン・ダ・コスの中央祭壇


藤の花が壁に絡まり、フォトスポット





ファド楽器の店

ランチはこの辺りで 日本人新婚さんに出会う

城壁に登り


城壁はローマ時代、海からの侵入を防ぐため築かれた

イスラム教徒に征服された後、

12世紀ムーア人の支配が終わると街の再建が始まった


城壁一周は1時間程で回れた

ポルトガルの戦いの歴史を物語る城壁だ


古代にはローマ帝国の支配をうけ、
中世にはゴート人、イスラム勢力の支配を受けた。
レコンキスタの進行した、12世紀にポルトガル王国
が成立し、13世紀にはほぼ現在の領域が確定した。


その後、海外へと植民地を獲得して隆盛を極めた
のち、近代には共和制に移った。


ここでのお土産は酒屋さんで見つけた珍味の缶詰
(写真なし)


帰りのバスも運転手さんをから切符を買い、
リスボンへ    続く