私に残っている最も古い記憶。

 

 

それは真っ暗闇に浮かぶ誕生日ケーキと1歳位の女の子。

 

 

顔は上半分が見えない。

 

 

 

でも、私にはわかる。

 

 

 

そう、妹だ。

 

 

 

妹が1歳だと私は3歳。

 

 

 

ちょうどギリギリ記憶があるかないか位の頃。

 

 

 

私の人生で最初?の記憶は妹の誕生日。

 

 

 

それも真っ暗闇。

 

 

 

自分の全てを奪われたと言う悲しみを表現するのにぴったりな光景だ。

 

 

 

 

ちなみに私は妹のことが大好きで、妹と言うより”親友”・”戦友”のような感覚すらある。

 

 

 

でも、小さい頃親の愛情や関心が自分から奪われた感覚はとてつもなく強烈な印象として残っている。

 

 

 

多分そこからが始まりだと思うが、私の中に蔓延ってしまった感覚。

 

 

 

何個か同じような記事を上げているが

 

 

 

”奪われる”

 

 

”傷つけられる”

 

 

 

この最古の記憶が発端になってると思う。

 

 

 

私は妹によって親からの愛情が奪われ(と認識したまま)親から干渉され、親から自分の自由や尊厳を奪われたと言う認識を持っている。

 

 

 

誰も悪くない。

 

 

 

親は干渉することで、心配することで私に愛情を注いでいたし、妹は何も奪っていない。

 

 

 

私がそう感じているだけ。

 

 

 

私の中にはいつも

 

 

”愛されていない”

 

 

と言う根強い感覚がある。

 

 

 

ちなみに同じ家庭に育った妹は

 

 

”愛されてないなんて人生で思ったことない”

 

 

”愛されて当然って思ってる”

 

 

と言ってました。

 

 

 

私の受け取り方が勝手に歪んでしまっているだけなのだが、長いことそれに気づかず封印してしまっていた。

 

 

 

数回同じようなテーマになっているが、自分の傷は自分で癒すしかないし心を開いて人との関わりを持っていきたいなと思っております。

 

 

 

 

佐藤舞莉