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豊田電車区(東トタ) -Next Generation-

中央線沿線民が気分・ノリ・テンションで更新していくブログです。
主に鉄道模型・旅行を中心に記事を投稿していきます。

こんばんは、渋谷くずはです。

……前回の更新より、少し間隔が開いてしまいました。

 

仕事の他にもプライベートな事情で最近はバタバタしており、

記事を書く時間はおろか模型を弄る暇すらも確保出来なくなっています。

 

記事の更新がない間にも様々な車両が入線していますが、

今回はその中からこちらの車両を紹介します。

 


マイクロエース製、小田急5000形・5200形です。

世間一般で小田急5000形と言えば川崎重工で製造されたばかりの最新型車両でしょうが、
私の中では小田急の5000形と言えばこっちを真っ先に思い浮かべます。

 

今まで小田急電鉄の車両の増備は緩やかな物でしたが、

ブログ友達のななせ様の記事を見て熱に火が付いてしまいました。


特急車は一先ず(?)置いておいて、通勤型は“とあるテーマ”に沿って車両増備を進める事にしました。

今回導入の5000形・5200形は、その第二弾となります。
あれ、第一弾は??

本当は最新ロッドの改良品を導入する予定でしたが、
発売から時間が経っている上に人気なのか市場では殆ど見かけず……。

しかし旧ロッドではありますが、“当区が求めている仕様”にドンピシャな製品が転がっていたので、
これに手を加えて自分なりの完成点を目指す事にしました。

 

まずは実車の紹介を簡単に。

小田急5000形は1969年に登場した通勤型車両で、
小田急では初めて製造時から冷房装置を取り付けた形式です。

※5059F以降。5051F~5058Fは冷房化を見据えた非冷房で製造

製造当時は2400形(以後HE車と称す)以前の中型車8両で運行されていた急行列車の大型化と、
将来的な20m級大型車の10両運転も視野に入れて製造されました。

また、所謂“小田急顔”の前面形状で製造された最後の形式でもあります。

8000形からは小田急顔を捨てて、大幅なモデルチェンジされた前面となりました。


塗装はケープアイボリーにロイヤルブルーの帯を巻いており、
この塗装を製造当初から初めて採用した形式でもあります。

この塗装は5000形以前に登場した各形式にも波及し、
長きに渡って小田急通勤型車両の標準塗装となりました。

5000形は1977年までに4両15本が出揃い、
朝ラッシュピーク時に運転されていた大型車8両急行に集中的に運用されました。

一方で同年より急行列車の10両運転が開始されましたが、
当時の高性能大型車6両固定編成はNHE車(2600形)と地下鉄直通用の9000形のみ。

しかしNHE車は車両特性が異なる事から当初は他形式と連結出来ず、
9000形は地下鉄直通が主戦場である為に地上線で使える本数は僅か。

こうした事情から6両固定編成の大型車として5000形を再び製造する事になりましたが、
それまで製造されていた4両編成とは大きく異なる装いとなりました。

4両編成では二段下降式だった側面窓は、9000形と同じ一段下降式窓に。
更に側面表示も種別のみを表記する物から、種別・行先を併記する物に改められています。

これによって正面は昔ながらの風貌を残す小田急顔ながらも、
側面は9000形と同じ近代的なスタイルになった特異な車両となりました。

6両編成は4両編成と差異が多かった事から雑誌や書籍では5200形と呼ばれ、
ファンの間でもいつしかその呼び名が定着しました。

5200形は1978年から1982年までの短期間で6両編成20本が増備されました。
そして1982年から箱根登山線への大型車6両編成の乗り入れが解禁された事で、
5000形と5200形は小田急線の急行列車の主力車両として長らく活躍を続ける事に。

2006年より廃車が始まり、2011年には5200形の6両編成が消滅。
4両編成はその後も活躍を続けましたが、最後まで残った編成が2012年3月改正前日で引退しました。

 

さて、モデルを見て行きます。

 

<箱根湯本・藤沢


Tc2 クハ5551

M4  デハ5501

M3  デハ5401

M2  デハ5301

M1  デハ5201

Tc1 クハ5251

 

Tc2 クハ5160

M2  デハ5110

M1  デハ5010

Tc1 クハ5060

       新宿・片瀬江ノ島>


6両編成はトップナンバーの5251F
4両編成は3次車で特徴のある5060Fとなっています。

 

まずは全体像から見て行きます。

 

 

三枚窓・貫通扉設置の縦型行先表示・前面上部ライト。

消滅してから7年経っても、人気を誇る小田急顔ですがやはりいいですね。

 

印象把握はそこまで悪くはないように見えますが……。
前面に早速ですがエラーの箇所が。

5000形は小田急顔の形式で唯一前面窓の所がツライチなのですが、
このロッドでは4000形以前の形式と同様に窪みが出来ています。

こればっかりは製造段階での問題ですのでどうしようもありません……。
ここだけは割り切って、他の部分を実車に寄せて行こうと思います。

改良品ではヘッドライトが大型化・テールライトが小型化され、
より一層実車に近づきましたがこの段階でも結構いい線は行っていると思います。

 

 

内装パーツは実車の車体更新後に採用された座席モケットに合わせ、

輪島レッド赤色で表現されています。

 



スカート。
絶望的に似ていませんね。ちょっと酷いです。

本来なら切り欠きの部分が印刷表現なんて…

ダミーカプラーの連結器周りがスカスカで妙な隙間が目立ちますね。
ここもカプラーのTN化と合わせて何とかしたいと思います。

5060Fのスカートに印刷で表現されている黒丸は試験的に設置された電気警笛の穴で、
実車でも5060Fにのみ設置されていた特徴的な物でした。

 



 

ライト。
……ヘッドライトの色がよろしくないですが、ちゃんと点灯するだけでも良しとしましょう。

写真だとそれっぽく見えますが、実際はもっとオレンジが強い色合いです

小田急顔の各形式の前照灯は基本的に片側のみが常時点灯し、
もう片側は球切れの際の予備用となっています。

5200形の一部には運転台を撤去した9000形からの捻出品で、
二灯点灯対応のシールドビームに改造された編成も存在していますが、
5251Fは廃車になるまで原型の前照灯を装備していました。

 



……5251号車のアンテナが行方不明になっています。
それを承知の上で購入したので気にしていませんが、アンテナが無いとしっくり来ませんね。
他の先頭車は無事でしたが造形がショボいので、別パーツに全て交換しようと思います。

 

 

パンタグラフ。

2005年頃の姿をプロトタイプとしているので、シングルアームパンタグラフになっています。

 

今回はそこまで古い年代を再現する訳ではないのでそのままにしますが、

2001年以前の姿を再現するには菱形への交換が必須ですね。

 



台車は本来であれば住友リンク式のFS375/075を履きます。
小田急では1000形まで長らく使用されていたアルストーム式の台車です。

 

……が、これはどう見てもFS375/075ではありませんね。

恐らくNHE車のFS360をそのまま流用したと思われます。

類似する形状としては、他に8000形のFS516が該当

 

この時代のマイクロエース特有の実車考察の甘さがモロに出ていますね。

台車部分を見た時、「だから前面窓の所もNHE車と同じように窪みがあるのか」と納得してしまいました←

この次のモデル(#A-2182)からは修正されているだけに、余計に悲しみが…

 

台車パーツも一応、他社製品でFS375の形状の物がある事にはあるのですが、

全車両交換となると相当骨が折れるので着工するかどうかは微妙な所です…。

 

一通り粗探し()が終わった所で、

編成毎のざっくりとした解説に入っていきます(((

 


まずは4両編成の5060Fから。
2M2Tの編成で先頭車が付随車、中間車が電動車と言う分かりやすい構成です。

 



車体はNHE車を基本としているのでほぼ同一です。
その為、側面の一番大きな窓は二枚窓の「田の字式」になっています。

だからと言って前面窓の窪みや台車まで似せなくても(ry

5000形では最後に更新工事を行った5063Fから、
側面窓が二段上昇式上段下降・下段固定窓に変更され、
他の編成も後々に同様の構造に改造されています。

側面には高性能車両では初めて、種別表示が設置されました。

当時の小田急の急行列車は側面にサボを掲出していましたが、
先に登場した大型車であるNHE車や4000形は主に各駅停車用の車両だったので、

車両限界いっぱいまで車体を拡張する代わりに、サボ受けの設置を省略していました。
後の車体更新工事でNHE車と4000形も側面行先表示を設置。

5000形はこれらの形式と違って主に急行列車に使用するので、
何らかの形で側面への種別表示が旅客案内上必須とされました。

そこで当時の京阪神急行電鉄(現阪急電鉄)で採用していた物を参考にし、
車両限界を超過しないように車体に埋め込む形での電照式種別表示器が設置されました。

これは予め黒地に「準急」「急行」と表記した板を裏側から電球で照らすもので、
正面の種別幕とともにボタンで運転台から操作可能でした。
思いっきり阪急ですね

1976年の4次車からは種別のみを表記する字幕巻き取り式に変更され、
5200形2次車からは種別・行先を併記する物になっています。

5000形は1990年より開始された更新工事で、
全編成が種別・行先を併記する字幕巻き取り式の側面表示に変更されています。

このモデルは2005年頃の姿がプロトタイプである為、
既に一般的な方向幕へ変更された後の姿になっています。

 

……模型ではただ単に幕の部分が黒色になっているだけなので、

この部分はどうにかしたいと思います(汗)

 

 

新宿方先頭車のクハ5060

上り列車で先頭に立つ車両です。

 

当初は4両編成を2本繋いだ8両編成や新宿方に6両編成を繋いだ10両編成の運用もあった為、

4両編成については編成の両方の先頭車に電連が装備されています。

これは後の8000形や1000形、4000形の高性能化の際にも踏襲されました

 

5000形は急行列車用として製造されたので最末期まで殆どが急行列車中心の運用で、

8000形や1000形のように2本連結の8両編成で各駅停車に入る事はありませんでした。

 

5000形は編成海側に切り欠きを持つスカートを装備しており、

同じ顔を持つ4000形(高性能化後)やNHE車との識別点にもなっていました。

4両編成最終増備車の5065Fのみ、5200形と同じスカート

 

 

プロトタイプが2005年頃とあってか、

現行の号車ステッカーと古い優先席マークが混在しています。

現行の優先席ステッカーは2015年より採用

 

貼り付け時期によってはエラーになってしまうので、

実車考察をしてから剥がすかどうか検討していきたいと思います。

 

 

デハ5010デハ5110

中間電動車で、模型では実車だと床下がスカスカなデハ5010が動力車になっています。

一昔前の起動電圧高めなマイクロエース動力を搭載しており、走行性能は……お察し下さい

 

 

小田原方先頭車のクハ5160

相模大野で分割した江ノ島線急行や新松田で分割した小田原行き各停等、

80年代後半以降は4連単独の下り列車でしか先頭に立つ機会が無かった車両です。

5000形重連の8両っていつ頃消滅したのでしょうかね??

 

プロトタイプとなった時期では3000形や8000形VF更新車で2段電連が採用され始めており、

それらを搭載した編成との連結に対応するべく、スカート下部に切り欠きが入っていました。

 

……模型では当然の如く再現されていませんが、

別パーツ化する上にまだ2段電連を装備した車両が居ない時期の姿にする予定なので、

特に問題はありません。

 

続いて6両編成の5251Fを見て行きます。
5000形との最大の違いは、やはり側面でしょう。

途中に9000形の増備を挟んでから製造されており、
9000形で採用された一段下降式窓を採用しています。

これが車体の腐食を早めて、3000形による早期置き換えに繋がったと言う説も…

その為、側面から見ると9000形や後に登場する8000形と酷似しており、
パンタグラフの搭載位置が同じ8000形とはパッと見では見分けが付きません。



比較用に。
上が5200形、下が8000形です。

側面での見分けはつきませんが、
冷房装置が個別分散式か二基集中式かで一応の区別は付きます。

5200形は4M2Tの6両編成となっており、
先頭車のみが付随車・中間車は全て電動車と言う構成は変わりません。

 

しかし編成中のパンタグラフはNHE車と同じ3基となっており、

9000形と同様にパンタグラフを搭載しない中間電動車が誕生しています。

 

 

小田原寄り先頭車のクハ5551

登場時は新宿方に6両編成を充てる10両編成も存在していた為、

6両編成の小田原方先頭車にも電連が設置されていました。

前4両急行小田原行き、後6両急行片瀬江ノ島行き等々…

 

2005年頃より撤去が始まりましたが、

当区はそれ以前の姿とする予定なのでTN化してもそのまま残す予定です。

 

 

パンタグラフが付いた中間車たち。

デハ5501デハ5401デハ5301です。

 

模型ではデハ5401が動力車とされており、

5000形と同じく走行性能がお察しなマイクロエース動力です。

5200形は1998年以降に更新工事を受けた編成ではデハ5400のパンタグラフを撤去しましたが、
5251Fは撤去が始まる前に更新工事を受けたのでパンタグラフが残存しています。

 

 

デハ5201。

5000形で唯一、パンタグラフを装備しない中間車です。

 

当時の小田急ではパンタグラフ無しの電動車は珍しく、

他には9000形4両編成に組み込まれているデハ9200ぐらいでした。

 

屋根にはパンタグラフを搭載出来るようにスペースが確保されており、

ここも先に製造された9000形と同様です。

 

 

クハ5251。

新宿方の先頭車です。

 

こちらは割と先頭に立つ機会が多く、

6両編成以上が走れない江ノ島線各駅停車や湯本急行では必ず先頭になっていました。

他形式と連結する機会が多い為、電連を標準装備しています。

模型では装備していませんが

 

前述の通り前面窓の窪みとスカートの切り欠き以外は、

改良前のこの製品でも割といい出来なのではないでしょうか?

 

欲を言えばヘッドライトの色が左右で違うのはいただけない所ですが、

右側のライトにはそもそもプリズムがありませんのでこんなものかと妥協しています。

 

 

以上が小田急5000形と5200形の紹介でした。

何か後ろにいる? キノセイデスヨ

 

初期の製品ながらも作りはそこまで悪くなく、

改善点も他社パーツを使用する事で何とかなるので悪くない買い物だったと思います。

掛かる費用はお察しください。。。。。

 

私の中のイメージはこの5000形と8000形が小田原線の急行列車の主力でしたので、

欠かせない車両を早めに入手出来たのは良かったです。

 

今の所、考えている整備を全て完工するにはパーツが足りない為、

次回実施予定の運転会には不完全な状態で持っていく形になりそうです。

完全体になるのはいつの事やら……

 

次回は日本初のオールステンレスカーを紹介……する予定でしたが、

入線予定のなかったとある車両が急遽入線する運びになったので、そちらを先に紹介する予定です。

今回粗探しをしていた理由が分かると思います

 

それではこの辺りで。

長らくお付き合い頂き、ありがとうございました。

こんにちは、渋谷くずはです。

ブログを移転して2ヶ月ほど経ちましたので、

そろそろ前ブログ時代の記事の修正に取り掛かろうと思います。

初期の頃は酷い記事が多かったので

 

今回はこの時期に発売される、毎年恒例(?)の会社の車両を紹介していきます。

 

 

鉄道コレクション、阪急3300系です。

今年はリニューアル車・冷房改造車の両方購入しました

 

毎年恒例となった秋の関西私鉄の鉄コレ。

今年は阪急から遂に3300系が製品化されました。

 

関東在住の私にとって例年の入手手段であった日比谷公園の鉄道フェスティバルが中止となってしまったので、

今年は鉄道甲子園の通信販売と関西在住の知人への依頼で必要分の車両を調達しました。

 

そんなこんなで発売から少し時間が経ってしまいましたが、

無事に編成を組成する分に必要な数の車両を確保。

 

必要なパーツ類がまだ全て揃っていない為、

今回は純粋に製品の紹介のみとなります。

 

3300系は1967年に登場。

地下鉄堺筋線への直通用車両として登場した最初の形式で、

2000系・2300系をベースとしながらも細部には大幅な改良が加えられました。

 

車体幅はそれまでの阪急標準車体と呼ばれる仕様から、100mmほど幅広の地下鉄標準車体を採用。

車体長や連結間隔も、従来の阪急車とは異なった仕様になっています。

車体寸法に関しては仕様決定の際に阪急と大阪市の間で、一悶着あったようですが

 

前面左上部には大阪市からの要請で方向幕が設置され、急行灯はそれを避けるように車体の左右へと寄せられました。

この方向幕は地下鉄直通運用時のみ使用され、地上線では従来車と同様に方向板を使用しました。

阪急顔に少し改良を加えた前面デザインは、後に登場した5300系にも踏襲されています。

 

地下鉄直通車と言う事もあり、非常時に備えて電動車比率は高めとなっています。

その為、8両編成時には付随車は2両のみの6M2Tと言う、加速度の高い編成を組んでいます。

5300系以降の形式と異なり、3300系は堺筋線内での加速度の切替は行いません。

 

1969年より当初の目的通り堺筋線直通列車に投入され、

70年の大阪万博では市営60系と共にEXPO準急の運用にも入りました。

 

非冷房で登場した3300系ですが、冷房化改造は阪急の他の形式より大幅に遅れて1981年よりスタート。

これに伴って前面方向幕の設置と急行灯・尾灯の移設が行われ、現在の姿になります。

 

また、短編成で製造された3300系も度重なる増結によって長編成化が進んでいた事もあり、

中間封じ込めの先頭車の大半が中間車化。

これによって、他形式よりも遥かに多い数の運転台撤去車が編成中に誕生する事になりました。

今回の製品が3両セットになってしまった原因です

 

同時期に河原町向き制御電動車を電装解除して制御車にしたり、

制御電動車を運転台撤去の上で電装解除して付随車にする改造も行われました。

 

2003年より5300系等で施工されていた車体の内外装のリニューアル工事を3300系にも施工する事になり、

8連5本の40両が2006年までにリニューアル工事を受けました。

 

内容は同時期にリニューアル工事を施工した他形式とほぼ同じで、

客用扉窓ガラスや扉・妻部の化粧板の交換、LED式車内案内表示機の設置、

扉開閉予告灯とドアチャイムの搭載、冷房装置の交換・急行灯の白色LED化など多岐に渡ります。

床下は勿論(?)、抵抗制御のままです

 

また同時期より8両で新造された新型車両の玉突きを受ける形で、

8両編成の一部が2300系を置き換えるべく7両編成に組み替えられています。

 

登場から45年以上全車が在籍していましたが、2014年より廃車が進行。

2016年からは編成単位での廃車が始まり、2017年には未更新の8連が消滅しました。

 

現在はリニューアル車の8連5本と、原型の7連8本が在籍。

快速急行から普通まで、まだまだ幅広く活躍する姿を見る事が出来ます。

 

また、現時点では同僚の5300系と共に日本の地下鉄線を走行する最後の抵抗制御車となっており、

今日も抵抗制御からの排熱を撒き散らしながら堺筋線へ乗り入れています。

 

実車の紹介が長くなりましたが、製品を見て行きましょう。

 

 

まずは全体像から。

造形は良くも悪くも鉄コレクオリティです。

 

掠れや剥げがあったら容赦なくメーカー送りにする予定でしたが、

奇跡的にそういった車両はありませんでした。

 

また、今回から交換用の屋根パーツが付属しなくなりました。

Mc→M'cまたはTcや、ToまたはM'o→Mo化する際には屋根を相互に交換する必要があります。

 

床下はいつも通りのお察しクオリティですので3Dパーツへ換装予定です。

いつもお世話になっている所からの発売を待とうと思います。

 

 

原型の雰囲気に近い5300系原形車と。

 

5300系は3300系をベースにしているので、方向幕設置前の顔はほぼ同一です。

ただし3300系と異なり5300系は新製冷房車ですので、屋根の高さが異なります。

 

因みに3300系の中間封じ込め先頭車は全て方向幕が設置されているので、

3300系で方向幕設置前の原形顔を残す先頭車は現存していません。

 

 

リニューアル車と冷房改造車(未更新車)を並べてみました。

見た目では、屋根上に搭載された冷房装置の違いと客用扉のガラスの大きさが目を引きます。

 

冷房装置は未更新車は鉄製の角ばった形状をしているのに対して、

リニューアル車はステンレス製の平たい形状をしています。

 

 

また、公式のレールファン阪急でも触れられていましたが、

先頭車のワイパーの位置がリニューアル車と未更新車で異なる点も再現されています。

※左がリニューアル車

 

 

運転台撤去車。

阪急鉄コレで運転台撤去車が製品化されるのは2014年発売の2300系以来でしょうか?

 

製品では運転台跡が河原町方を向くM'o車とされていますが、

To車や先頭車と屋根を交換してMo車にする事も勿論出来ます。

 

模型とはあまり関係ありませんが3300系の運転台撤去車は、

リニューアル車でも元々運転台があった部分に座席が設置されておらず、

立ち席スペースのまま残されているのが特徴です。

 

 

中間車。

M'車とT車にする事が出来ますが、T車には5300系製造開始後に落成した3950形が存在しており、

屋根の高さが新製冷房車である5300系と同じ高さになっています。

 

なので3950形をきちんと再現する場合は、

鉄コレ5300系の中間車を持ってくるのが一番良いです。

当区は面倒なのでやりません

 

 

付属品。

いつものショボい車番・方向幕ステッカーと先頭車用のアンテナです。

……方向幕の収録内容が予想以上に酷くて、頭を抱えたくなりました。

 

快速急行快速準急のいずれも側面幕は「大阪梅田」・「京都河原町」仕様しかなく、

「梅田」・「河原町」の側面幕があるのは特急急行普通のみです。

 

これは大人しく堺筋線直通列車にしろって事でしょうかね?

じゃあ7両で準急やりたい場合はどうすりゃえぇねん

 

……文句ばかり言っていてもしょうがないので、

何とか解決策を見つけようと思います。

 

さて、製品の紹介は以上です。

ここからは独断・偏見多めの編成組成です。

 

3300系の特徴は、何と言っても中間に含まれる運転台撤去車の多さ。

1編成に最低でも2両は含まれており、編成によっては半数を占める事も……。

 

今回は折角3両編成に阪急側がしてくれましたので、

出来るだけ余剰車を出さずに編成を組もうと思います。

 

 

休車の廃車が始まる直前の2012年の編成表を参考にしました。

 

凡例

 

Mc:3300形(梅田向き制御電動車・パンタグラフ装備)

M'c:3400形(河原町向き制御電動車)

M':3800形(電動車)

Tc:3350形(河原町向き制御車、90番台の車両は3400形の電装解除車)

T:3850形・3950形(付随車、3950形は5300系と同一の車体寸法)

Mo:3300形(運転台撤去車、運転台跡が梅田向き)

M'o:3400形(運転台撤去車、運転台跡が河原町向き)

To:3850形(運転台撤去車、3300形・3400形からの電装解除車)

 

車番水色文字リニューアル車

o:運転台跡の向き(To車のみ)

 

こうして見ると中間に組み込む車両の違いから、

8両編成でも様々なパターンがある事が分かります。

 

それぞれの特徴を見て行きましょう。

 

 

①:3305F

梅田寄り先頭車が最若番の編成です。

中間封じ込めの先頭車は存在せず、全てMo車とTo車。

 

リニューアル車のプロトタイプになっている編成で、3箱あれば組めます。

また3300系で唯一、純粋な中間車が3両含まれる編成でもあります。

 

 

②:3309F、3327F、3330F、3331F

最も多い4編成が該当する組成パターン。

梅田寄りから3両目は運転台が残存していますが、対になる2両目は運転台撤去車です。

こちらも3箱あれば組成可能で、選択肢に入りやすいでしょう。

 

 

③:3323F、3328F

②と異なるのは、2両目も運転台が残存していると言う点です。

2両目と3両目を境に2+6に分割出来そうではありますが、

実際に分割出来るかどうかは定かではありません。

 

普通に組もうとすると、先頭車が4両必要になるのがネックです。

 

 

④:3315、3329F

①と同じく中間に先頭車がありませんが、

こちらはMo車とM'o車が2両ずつ含まれています。

 

8両編成で最後まで未更新で残った3315Fも該当していますが、

再現するにはMo車が4両必要なので手間が掛かるパターンです。

 

 

⑤:3320F

3300系のトップナンバーを含む編成です。

こちらも2両目と3両目を境に、2+6に分割出来そうな編成です。

このパターンも運転台付き車両が4両あるので、候補には入り辛そうです。

 

 

⑥:3324F

⑤の2両目をM'o車にした編成です。

このパターンだと3箱で済みますので、候補にはあがりやすいでしょう。

 

 

⑦:3326F

恐らく再現が最も困難であろう組成パターン。

何と中間車が全て元Mo車とTo車と言う、凄まじい編成です。

 

因みに3893号車はMc車を運転台撤去・電装解除した車両で、

To車にも関わらず運転台跡が梅田方を向いているのが特徴です。

 

 

⑧:3311F

2012年時点から7両編成になっている編成の一つです。

7両編成は堺筋線へ乗り入れないのでM車の比率を低くしており、

3300系の7両編成では4M3Tを基本としています。

 

3311Fは冷房改造車のプロトタイプになっている編成ですが、

編成中にMo車とTo車が3両も含まれているので3箱必要になります。

 

 

⑨:3314F

車種構成的には⑧と全く同一ですが、

梅田寄りから3両目のTo車の運転台跡が梅田側を向いています。

 

 

⑩:3318F

梅田寄りから3両目に運転台が残存していますが、

Mo車とM'o車でユニットを組んでいるので純粋な中間車は1両のみです。

 

⑪:3325F

⑩に比べてM'o車が1両減り、代わりにM'車が入っています。

こちらも割と再現しやすい編成だと思います。

 

ざっくり見てきましたが8両編成だけでも7パターン、

7両編成に至っては全て組成パターンが異なっています。

 

阪急車は沼が深い形式が多い鉄道会社ではありますが、

3300系もまた深い深い沼を生み出している形式の一つとも言えるでしょう。

 

戯言はさておき、当区で組む編成を選定します。

製品は運転台付き・運転台撤去・中間車がそれぞれ1両ずつですが、

リニューアル車は8両編成しかないので、5箱購入しても1両をバラで手に入れる必要があります。

 

1本目を製品のプロトタイプ通り3305F。

2本目を運転台付き車両が編成中間に2両残る3328Fにしました。

 

リニューアル車・冷房改造車問わず運転台撤去車がオークションでは高騰しているので、

比較的手に入れやすい先頭車が残る編成を1本チョイスしました。

 

続いて冷房改造車ですが、こちらは8両編成と7両編成を1本ずつ組みます。

8両編成を3320F、7両編成は3325Fとしました。

 

こちらも理由としてはリニューアル車と同様で、

運転台撤去車が少ない編成をチョイスする事で導入コストを抑えています。

どう足掻いても3両分はバラで仕入れないといけないので

 

 

と言う事で、長くなりましたが阪急3300系の紹介でした。

 

当区の阪急車もかなりの勢力を持つようになり、

2300系から8300系まで平成初期に在籍した車両は一通り揃いました。

 

前ブログ時代より毎年のように阪急鉄コレを導入していましたが、

今年の3300系発売で一区切りつくのではないかと個人的には予想しています。

 

残る現役形式は7300系・8000系・8300系・9000系・9300系・1300系と、

いずれも他のメーカーから完成品が発売あるいは発売予定の形式ばかりです。

ポポンデッタの1000系・1300系はいつ発売されるのでしょうかね

 

引退形式に目を向ければまだそれなりに製品化の余地はありそうですが、

それよりも既発売の形式の再発売・リニューアルをして欲しい所です。

特に2300系とか5000系とか

 

個人的には5200系や3000系(方向幕設置後)なんかが出れば直ぐに飛びつきますが、

出るのはいつになるのやら……。

 

それではこの辺りで失礼します。

長々とお付き合い頂き、ありがとうございました

こんにちは、渋谷くずはです。

 

今回は381系ゆったりやくもと同時に入線した気動車をご紹介します。

瑞風ではありませんよ

 

 

こちら。TOMIX製、キハ40系350番台です。

 

初回生産時の単品は市場でプレミアが付いていたこの車両。
M+Tの2両セットとなって、実質リニューアルされる形で販売となりました。

 

私は前回発売時に買いそびれていた為、

今回は待望の購入となりました。


実車は日高本線で使用される為に改造を受けたキハ40形で、
以前は苫小牧運転所内にある日高線運輸営業所に所属していました。

※現在は苫小牧運転所(札トマ)所属

元々キハ40形はキハ130形に追い出される形で日高本線からは一度撤退していますが、
キハ130形の想像を超えた早期老朽化によってキハ40形が改めて投入される事になります。

キハ40が丈夫である事が分かるエピソードの一つです。


外観塗装をキハ160形と同じ白・青・ピンクの三色を配した塗装に改めた他、
空転対策として砂撒き装置を台車に装備。

 

更にキハ130形時代のダイヤを踏襲する為、

エンジンをキハ160形と同じN-DMF13HZB (330PS/2000rpm)に換装しています。

しかしそれ以上の改造は行なわれておらず、冷房装置も付いていません。

むしろ、北海道のキハ40は冷房が付いている車両の方が少ないです。

 

改造当初から専ら日高本線で運用され続けてきましたが、

2015年の土砂流出で鵡川以遠が不通になった事で同線の運用数が減少。

 

現在は苫小牧運転所所属の他のキハ40と共通運用になっており、

室蘭本線・石勝線などでも見る事が出来るようになっています。

一番遠くだと函館まで姿を見せた事も過去にはあるようです

 

3/31で廃止になった夕張支線にも末期は入線しており、

3両編成で運転された最終日の最終列車にも350番台が充当されました。

 

 

モデルを見て行きましょう。

青とピンクの帯は遠目からでも目を引きますね。

 

JR北海道のキハ40形は一部を除いて黄緑と青を配した北海道色の車両が殆どで、

このように特定線区専用の塗装が用意されているのは日高本線と札沼線末端区間ぐらいです。

 

前面には車両の愛称でもある「優駿浪漫」の文字が、

側面には日高山脈のイラストが描かれており、日高本線の専用車である事をアピールしています。

 

行先パーツは「ワンマン」が製品出荷時から付属しており、

交換用のパーツは付属していません。

 

タイフォンは選択式となっており、

後述の付属パーツから選択するようになっています。

 

また、M車とT車で車体形状に差異が見られます。

M車はタイフォン脇の所に窪みが見られ、T車は窪みがありません。

 

これは窪みがあるのが従来からのタイプで、

700番台や1700番台も含めて後天的な改造でランダムに埋められているようです。

 

床下は今回の製品から単品売りの1700番台に合わせて黒色で表現されるようになっており、

グレーで表現されていた前回製品(#8440)との差異が見られます。

 

 

屋根上。

冷房化改造がされていない為、屋根上に並ぶベンチレータが目を引きます。

 

こちらも前回製品と異なって屋根上の水タンクが撤去された姿を再現しており、

同様に水タンクを撤去した1700番台に合わせる形になっています。

 

 

付属パーツ。

ユーザー取り付けパーツとして、タイフォンと信号炎管に無線アンテナが付属しています。

 

 

インレタ。

10両全てが収録されていますが、前述の車体窪みの有無で使える番号が分かれます。

 

 

ライトチェック。

問題ありませんね。

 

さて、紹介はここまでで。

この記事を書いている間に行った運転会に持っていったので、

最低限走行する為の整備を行いました。

 

 

タイフォン・信号炎管・無線アンテナの取り付けを行いました。

タイフォンはメーカー推奨のCタイプを装着しています。

 

車番に関しては純正のインレタではなく、

トレジャータウンから検査・所属表記やサボも含んだインレタが発売されているのでそちらを使う予定です。

ですので現時点では車番は貼らずにそのままにしておきます。

 

 

以上、キハ40系350番台の紹介でした。

今まで当区の北海道型は特急車がメインの布陣でしたが、

キハ40 1700の配備をきっかけに少しずつ普通列車用の車両も配備を進めています。

 

今はまだJR化後の車両・塗装が大半を占めていますが、

そのうち国鉄時代の車両も導入して行きたいですね。

 

それではこの辺りで。

お付き合い頂き、ありがとうございました。