雨の日には読書 珈琲にはChet Bakerを -28ページ目
片桐はいりさんのエッセイを読み終え、

またどなたかの旅行記が読みたいなと探していた。


できれば、作家さんの顔やら活躍を多少は知っている方が面白い。
(なので友人の旅行記はすこぶる楽しい)

で、小説家 角田光代さんの本にしようと思った。



角田さんはエッセイでも書いているように旅好きな作家さん。

どんな国にも単身ずんずん旅をしているイメージなので、

まだ読んでいない旅行記があるはずと探してみる。


あしたはアルプスを歩こう (講談社文庫)/講談社

¥420
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を読む。




旅は人との出会いだと誰かが言っていた、ような気がする。

この本を読んで深く頷いた。



頷いた部分を少々抜粋。



“こわいということと危ないは違う。そんなこと、考えたこともなかったが、たしかにそうである”

これから歩く道がこわくないかと尋ねた際のガイドをしてくれた男性からの言葉に、

なんて本質的なことを言うのだろうと作者が驚く場面。


私もアルプスならぬ自宅の居間で驚いた。

本当だ。

そして、少なくない場面で、危ないこと以上に怖いということに怯えがちな気がする。



“自分の選択が正しいと主張するために、べつのものを非難することを彼らは決してせず、

すべての方法を受け入れた上で、

けれど自分たちが好きなのはこれだとシンプルに提示する。”

大自然の中で暮らし、自給自足で生きる夫婦のあり方に対しての作者の言葉。


私も大自然の中ならぬ自宅の台所でため息をもらした。

あぁ、こうありたい。




角田さんも書いていたけれど、日本の日常の中でだったらば、言葉はこうも響かなかったかもしれないし、

想いもそんなふうには至らず立ち止まらなかったかもしれない。



三浦しをんさんのあとがきによると、これらの文章は、山歩き(トレッキング)を行ったそのほぼリアルタイムで書かれているのだそう。

三浦さん曰く、“胆力と精神の反射速度がすごい”


角田光代さんの反射速度のお陰で、自宅にいながら旅の中でのみ見つけられる大切な人と言葉に出会わせてもらった。

そんな作品でした。
YouTubeって面白いですね。

と、いまさら思っている私。



よく見るのは、ブログも毎日チェックを怠らないくるねこ大和さんの動画。

本物の愚連隊(くるねこさんはお家の猫たちをそう呼ぶのです)が見られて、ひたすら幸せなのだ。



あとは、言わずもがなQueen Official Channel

言わずもがな、言わずもがな。



そして、最近お気に入りなのが、佐々木あさひさんの動画。

いろんなメイク方法やケアなどを実践したり説明したりを、あさひさんという女性がしているのだ。

あさひさんはとてもきれいな女の人。

なのに時々コミカルな動画もあり、楽しい。



そう言う私ですが、しっかり上手にメイクできる人かと言えば、ご存知の通り違うんです。

もちろんメイクはします。

もっと言えば、

メイクと言うのがこっぱずかしいので、化粧って言いたい。



ただ、他人がお化粧をしているところを見るのがとても好きなんです。

絵を描いているところを見るのもとても好きなのだけれど、それと同様に。



で、暇な時間に「メイク」と検索して楽しんでいて、見つけたのがこのチャンネルだったのだ。

ちなみに佐々木あさひさんが何者なのかはよく知らないのです。

しかしどうやら結構知られた“メイクアップパフォーマー”であるらしい。

確かに。



メイクが好きな人も、化粧って言わせてほしい人も、人の目・紫外線どんと来いの素っぴんの方も、

一度見られると面白いかなと思っているんです。



※そんな私がお化粧でこだわっているところは、できる限り動物実験していない化粧品を選ぶことです。
甲子園が終わると夏が終わる

子どもの頃に誰かから聞いたその言葉が記憶に残っているせいで、

甲子園球場にひびくサイレンをテレビから聞くと、少し寂しい気持ちになる。




終わることは、いつでも少し寂しい。

楽しかった事、夢中になった事ならばなおのこと。



旅行から帰り、

部屋の換気をし、

大量の洗濯を済ませ、

植物に水をやり、

スーツケースを片づけると、

やはり少し寂しくなった。



あのまま旅行先から帰りたくなかったかと言われれば、

そんなことはなく、

早くあの住みなれた家に帰りたいなぁと何度も思った。

たいていはそう思う。

思わなかったのは、仕事が嫌過ぎた頃に行ったカンボジア旅行の時だけだ。




余韻

そう、余韻が心地よいのだ。


そんな私は本を買った。

わたしのマトカ (幻冬舎文庫)/幻冬舎

片桐はいり著 ¥480
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「かもめ食堂」のロケのために訪れたフィンランドの旅行記だ。

マトカは旅という意味なのだそう。


を読み終え、間髪いれず

グアテマラの弟 (幻冬舎文庫)/幻冬舎

片桐はいり著 ¥480
Amazon.co.jp

も読んだ。


旅は、舌に乗せた時も美味しく刺激的だけれど、

反芻し、熟成することで、私の栄養になっていく。




異国の余韻を楽しむはずだった読書。

そうこうしていたら、またどこかへ行きたくなってきたな。

$雨の日には読書 珈琲にはChet Bakerを-空


雨の日には読書 珈琲にはChet Bakerを-天然ゴム
天然ゴムの林

雨の日には読書 珈琲にはChet Bakerを-市場
色鮮やかな市場

雨の日には読書 珈琲にはChet Bakerを-ジャックフルーツ
ジャックフルーツはとても美味しい

雨の日には読書 珈琲にはChet Bakerを-染め
ろうけつ染め

雨の日には読書 珈琲にはChet Bakerを-ろうけつ
染めを重ね、色を増やしていく

雨の日には読書 珈琲にはChet Bakerを-花
スリランカの木


異国への旅は色んな色に出会う旅。
スリランカと言えば、私は紅茶とアーユルヴェーダが思い浮かぶ。


紅茶、

普段珈琲をよく飲む私も、旅行中は紅茶を毎日飲んでいた。


現地のスリランカ人は「スリランカの珈琲はあまり美味しくない」と言っていた。

外国の人が普段飲む珈琲とは味が少し違うかららしい。


それはそれで飲んでみたかったが、生憎二度ほど飲んだ珈琲は普通に美味しかった。





雨の日には読書 珈琲にはChet Bakerを-紅茶
本当においしい紅茶


雨の日には読書 珈琲にはChet Bakerを-工場
こちらは工場


有名なdilmahもセイロン紅茶だ。

ただ、スリランカの人はあまり大きな茶葉の紅茶(OPやFOP)は飲まないのだそう。

DUSTという細かい茶葉をミルクティーなどにして飲むのが好きだと言っていた。
(植民地であったという歴史ももちろん関係している)

味も香りもしっかり出て、きっと美味しいんだろうな。





アーユルヴェーダ、

以前日本で少しだけ講習を受けた事がある。

ハーブやら東洋医学やらが好きな私なので、アーユルヴェーダにもとても興味がある。


スパイスガーデンという植物園のようなところへ行き、ほしかったバームを買い、

簡単なマッサージは受けたけれど、

いわゆる本格的なものは受けなかった。


受ける時間は作れないでもなかったのだけれど、

岩登りや長時間の移動で疲労していたため(本来そういう時に受けるんじゃないか)、早くゆっくりしたかった。


あと…言いにくいのだけれど、

ちょっと…なんと言うか…信用…しづらかった、という理由もあるのだ。


もちろんアーユルヴェーダが、ではなくて、訪れた場所が、だ。



とはいえ、ほしいと思っていたバームはすごくよかった。

前にヨガ教室で少し使ってもらった事があったのだけれど(シャヴァ・アーサナの時に首元につけてもらった)、

スーとして、ホカホカして、ほぐれていった。


肩こり・目の疲れがたまると頭痛になることがよくあるのだけれど、

あ、危ないかな、と思ったところで塗ると(少しマッサージする)、

頭痛にまで至らなくなった。


これはありがたい。

雨の日には読書 珈琲にはChet Bakerを-オイルやら
各種取り揃えられたオイル


雨の日には読書 珈琲にはChet Bakerを-ペッパー
緑色の胡椒の実。干すと黒胡椒に。



スリランカに行きたいと思った理由は、私の好きなものがたくさんつまった国に思えたから。

実際つまっていた。

けれど、短い時間ではとてもその深さを全て知ることは難しい。



そういえばヤシの実ジュースを飲んだお店でこういうものを少し飲ませてもらった。

$雨の日には読書 珈琲にはChet Bakerを-ベリ
ベリ、というハーブティーで健胃・整腸作用があるのだとか。

見た目はまるで魔女ジュースだけれど…

独特の香りはするも飲みやすい。

その上確かに、旅行中もその後もすこぶる私の胃腸は調子がよい。

飲まなかった夫は…その話はまた後日。


効果ありかもしれないぞ、ベリ。