その迷路の一番奥に大浴場がある。
吹き抜けの天井、ジャングルを思わせる木々、そして広い浴場
年末、一ヶ月以上休まず働いた体をゆっくりと癒すためその風呂へ入った。
よく見ると周りは同じ組合のメンバーが数名いた。
『あ~お疲れ様ですぅ!』 と数名と挨拶を交わしながら楽しい雑談が過ぎていった。
部屋へ戻るとY社長からビールをもらった
『あざーっす!いただきます!!』 と一気に飲み干した。
もちろんその後に待ち受ける惨劇の事など知る由もなく・・・
そしていよいよ宴会が始まった。
組合以外の業者は私のほかに数名来ていた。
立場的には納入業者ではあるにも関らず、なぜか私は組合員なのである・・・
組合長の挨拶が終わり、みんなで乾杯!!
業者はそれぞれビールと日本酒を片手に酌をして回った。
私もその中の1人だった。
『お~ヒラッピン君! 今年は何の芸ばすっとね?』
『いや~もうよかでしょうオイは!(笑) たまにはゆっくり飲みたかですよ!(笑)』
『GOサインの出たらいつでもイケますけどね!!センキューどうも~~!!(爆)』
なんて会話を数回しながら 宴も酣となった。
〆の挨拶が終わり、二次会組、麻雀組と、それぞれの部屋へ戻るため
皆が立ち上がろうとしたまさにその瞬間
ガラガラガッシャ~~ン!!
ズドン!! パリ~ン!!
とうとうその事件の幕が開けた!
つづく

