その迷路の一番奥に大浴場がある。


吹き抜けの天井、ジャングルを思わせる木々、そして広い浴場


年末、一ヶ月以上休まず働いた体をゆっくりと癒すためその風呂へ入った。


よく見ると周りは同じ組合のメンバーが数名いた。


『あ~お疲れ様ですぅ!』 と数名と挨拶を交わしながら楽しい雑談が過ぎていった。



部屋へ戻るとY社長からビールをもらった


『あざーっす!いただきます!!』 と一気に飲み干した。




もちろんその後に待ち受ける惨劇の事など知る由もなく・・・




そしていよいよ宴会が始まった。


組合以外の業者は私のほかに数名来ていた。


立場的には納入業者ではあるにも関らず、なぜか私は組合員なのである・・・


組合長の挨拶が終わり、みんなで乾杯!!


業者はそれぞれビールと日本酒を片手に酌をして回った。


私もその中の1人だった。


『お~ヒラッピン君! 今年は何の芸ばすっとね?』


『いや~もうよかでしょうオイは!(笑) たまにはゆっくり飲みたかですよ!(笑)』


『GOサインの出たらいつでもイケますけどね!!センキューどうも~~!!(爆)』


なんて会話を数回しながら 宴も酣となった。



〆の挨拶が終わり、二次会組、麻雀組と、それぞれの部屋へ戻るため


皆が立ち上がろうとしたまさにその瞬間






ガラガラガッシャ~~ン!!


ズドン!! パリ~ン!!


とうとうその事件の幕が開けた!





つづく




2月7日、佐賀県嬉野市 某老舗旅館 宴会場 午後8時30分


ガラガラガッシャ~~ン!!

ズドン!! パリ~ン!!
それがきっかけで、私は部屋から一歩も出れなくなるのであった。



事件が起こる5時間前・・・


私はいつもの様に仕事をしていた。
しかしその日は数十年続く毎年恒例の『○○組合新年会 IN 嬉野』
我社のお得意先の社長達が一斉に集まる特別な日であった。


早めに仕事を終わらせ、その足で会場である嬉野市の某老舗旅館へ向かった。


『今年は誰と同じ部屋だろう?』と期待と不安で胸がいっぱいになりながら長崎自動車道を走った。


もちろんその後に待ち受ける惨劇の事など知る由もなく・・・


約1時間後、旅館へ到着し、フロントで受付を済ませた。

『○○組合のヒラッピンです~』

『え~っと・・・ヒラッピンさん、、、あっ!こちらの部屋ですねぇ』

と1枚の紙を見せられた。


それはよく見ると組合の幹事さんが作った部屋割表だった。

私の名前の横には、Y社長、I社長、の名が書いてあった。


『おっ!3人部屋か! Yさん Iさんと同じかぁ 気使いせんでいい人達やし よかったぁ~』


と幹事さんに感謝し、胸を撫で下ろした。


もちろんその後に待ち受ける惨劇の事など知る由もなく・・・


144号室 萩の間 老舗の旅館の迷路の様な造りの中にその部屋はある


私は緊張もせず、そのドアを開けた。


『お疲れっす~! いま着きました~!』(笑)

『お~お疲れ~! 遅かったなぁ~』

『いやいや 二人が早過ぎでしょう! もう風呂まで入ったんですか~?』(笑)


私を笑顔で迎えてくれたYさんとIさんは既に浴衣姿で、テーブルの上には空になったビール瓶が1本あった。


私はそれを見て、二人が既に風呂に入っている事が分かった。


30分ほど部屋で話し込み

『じゃオイも風呂入ってきますけん!』

と言って、またさっきの迷路を通り、大浴場へ向かった。



つづく




またまた有名人が来てました!




Vシネマから   峰岸 徹???




の偽者が!


目的は・・・



『撮影!』 だって!


滞在時間 たったの『1分』・・・




何の撮影だったのでしょう?


たぶん、この2枚の写真だけやろ (笑)