<僕のお宝、ジャズ本>吉田兼好児 昼間は大学工学部 夜は音楽学校ジャズ科 祖母の一言が人生を決めた

 

◆大学入学の昭和36年頃は、土佐の片田舎では・・旅芸人やチンドン屋・楽隊屋などを、その日暮らしの“河原乞食”と呼んでいた・・・。

「河原乞食にさすために、東京に仕送りするわけではないぞ!」と実兄が・・「ま^あ、芸は身を助けると言うこともある!、そんなに好きなことなら行かせてやれば・・」と、この祖母の一言で許されて、東京声専音楽学校の夜間ジャズ科に通い、ギターと唄のTib Kamayatsu先生のレッスン後、米軍横田基地「オフィサーズ倶楽部」専属ジャズピアニスト歌手Sammy Kajiwara先生からジャズ歌手としての個人指導を受けた・・・。

世間にまだジャズ歌の譜面のない当時、貰った教本はミュージカルのヒット曲がぎっしり詰まった「1001」だった、「さすがに本場アメリカのプロは違う!」と感激した・・この本【1001】が、後々、僕がこの道で生き延びる「芸が身を助けてくれる大切な御守」となった。

 

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