<税務署と金と女、有名先生たち>吉田兼好児の速筆エッセイ集「土佐日記」より。ジェームズ三木先生 ディックミネ先生 和田肇先生

 

この御仁の芸名の由来は、超売れすぎて税務署から追っかけられていた歌手ディックミネさんの一言にあるらしい・・・。

当時、歌手で売れないこの御仁がディックミネさんに「芸名をつけてください?」と訊いたところ・・、「税務署に行かなくちゃ~!」、との応えだった・・洒落で、この御仁は芸名を「ジェームズ三木」にしたらしい・・・、今じゃこの御仁は税務署から追っかけられる必殺仕事人かもしれないが・・・それにしても、洒落者粋人のご両人である・・・・・。

 

ディックミネさんのお父様は母校土佐高校の初代:三根校長である・・・。僕が大変お世話になったジャズの御大「和田肇」先生の弟分がディックミネさんで一度、ミネさんとは東京)ヤクルトホールの楽屋でお会いしたことがある・・この時は、楽屋では「税務署に行かなくちゃ!」とは言わなかった記憶がある・・・・。

 

終戦GHQ下の東京・NHKラジオ番組で「ジョージ・ガーシュウィンのラプソディ・イン・ブルー」を弾いた日本人音楽家、長州の粋人・ピアニスト和田肇先生は、いつもこんなことを僕に言っていた・・・「貰うギャラは使いきれず、毎晩毎晩“キレイ・ドコロ”の好い女を引き連れて箱根温泉に行ったね~!、箱根に行かなきゃ・・今頃、銀座に5つ・6つのビルは持っていたよ~!」・・・とにかく、和田肇先生は豪放な粋人だった・・。

 

ミネさんの金と女の豪快な色気話は、ジャズメンなら誰でも知っているでしょうが・・・。この肇先生とミネさんに比べれば・・ジェームズ三木先生は、金と女の話では勝てないかもしれないが・しかし、女の色気話には事欠かないかもしれない?・・・・。この御仁が歌手時代に唄っていた横浜ナイトクラブ「ナイト&デイ」のコンマスは・僕が、家族共々お世話になったジャズの御大ジャズクラリネット奏者中川武氏である・・・。そんな色々な御縁を感じて・・・また、酒宴・色気話好きの土佐イゴッソーの期待に応えてくれるだろうと・・・地域観光プロジェクトのトーク・ディナーショーにご参加頂いた・・・。

 

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