<土佐・安芸の書家 右卿と寧水>吉田兼好児の速筆エッセイ集「土佐日記」 書道 気合の書

 

『高知に行ったら、書道のことは・余り話さない方が好いよ!、自慢話はよしなさい!』と、県外の方はよく云う・・・・それぐらい地元には、ハチキン書家やイッゴソー書家は多いのである・・・。

そんな高知の書家の中でも、国内海外でも著名な書家が、高知県東部海辺の街の安芸市で生まれている・此処はまた、三菱財閥)岩崎弥太郎・作曲家)弘田龍太郎の生地でもあるが・・・。

 

NHK龍馬伝では、安芸を岩崎弥太郎が少しは有名にしてくれたが・・安芸生まれで、書道界の坂本龍馬と中岡慎太郎と云えば、手島右卿や安岡寧水であろう・・・・・。

 

◆手嶋右卿は、酒を愛し“書”を現代美術として世界に広めた土佐のイゴッソーであり・書家であれば誰もが、知っている名である・手島右の作品は、ホワイトハウスや大英博物館など広く世界に収蔵されている・・・・。

 

高知新聞社主催・共同通信社共催の選考委員会で、国内外で優れた書で活躍中の芸術家と作品に対して手島右卿賞を選んでいる。直近では、第14回の受賞者に書家の沢村澄子さん(盛岡市)と挾土秀平さん(岐阜県高山市)が選ばれた。この賞の受賞者で・僕の好きな書家では、第七回手嶋右卿賞の書道家石井誠氏・また、第十回手嶋右卿賞はタレントで芸術家片岡鶴太郎氏である・・。

 

◆一方(書宗院の大家)書家安岡寧水は、国際的な著名書家の右卿ほどではないが、地元)高知では非常によく知られた書家でファンもいまだに多い・・・・。

 

僕は、安田小学生時代に安岡寧水先生に教わっている・・・。小学5年生時に高知県子ども書道展に入賞して・その褒美として東京見物をさせて頂きました。先生と一緒に戦後間もない時代の焦げ茶色した木造車両の山手線に乗せて頂き上野動物園などを、観て周った想い出があります・・・・。

 

そんな理由で・僕にとっては、書家手嶋右卿より終戦復興時代昭和20年初期、何も無く・習い事も、少なかった小学校時代に書道の楽しさを教えて下さった書家安岡寧水先生の書が大好きです・・・。

 

AMAZONのサイト

速筆本

著書紹介

Amazon.co.jp: 吉田兼好児: books, biography, latest update