<GoGo55,MLB>吉田兼好児の速筆エッセイ集「土佐日記」より MLB MATSUI 55

 

今は、“world well-known”スーパーヒーロー「OHTANI」嵐が吹きまくっているMLBである・・・。

僕も4月からOHTANI TIMEで毎日の生活を切り替えるよ・MLBドジャーズOHTANIを観戦し長生きしたいからね!。速筆エッセイなど悠長に書いてAMAZONに出版いる場合ではないよ!・・・My life goes on with OHTANIだからね!、しかしOHTANIがアメリカに渡る前は、僕は55MATSUIが大好きだった・・。そんな頃の話がコレ。

 

◆イゴッソーは野球好きである。高知の甲子園常連と云えば明徳義塾高校であるが、余り高知では人気がない、『ありゃ、何ぜよ、地元の学校じゃないぜよ、殆どが県外からの選手ぜよ、ありゃ、勝っても負けても、関係ないぜよ、』と、イゴッソーは実にキツイことを云う。野球好きのイゴッソーを激昂させた大事件と云えば、甲子園高校野球で、明徳義塾高校と石川星稜高校の試合、相手側の〈主砲〉松井秀樹に対して5連続敬遠し、明徳の投手に勝負をさせなかった監督に、イゴッソーは噛みつき罵倒した、『おまん、監督をすぐ辞めろや!高校球児の心をナメタライカン!、勝負させろよ!、勝てばそれで良いと云うもんじゃないぜよ・負けて高知に帰れば好い、』、とうとう・明徳の監督は責任を取らされた。この大事件以来、阪神ファンの多い地元でも、巨人の4番55松井を応援するイゴッソー天邪鬼ファンも増えた。松井と云えば、育ての親は何と云ってもミスター長嶋である、松井がヤンキースに入団時・全く打てないゴロマツと云われ悩んでいた時、ミスターはニューヨークに足を運びト―リ監督に、『MATSUIは、夏が来れば必ず打つから、どうか・ト―リさん、MATSUIをスタメンで使ってくれ!』と訴え続け、ト―リも仕方なく、『ミスター・ナガシマが云うから、MATSUIはそのうち打つだろう』と、大物監督ト―リはMATSUIを使い続けた、そのト―リ監督の御陰でヤンキース時代は、最終戦のワールドシリーズではMATSUIのバットが火を噴いて優勝、しかも最高殊勲選手に輝いた、嬉しかったね・これには。でも、ヤンキース退団後に他球団に行っても、余り元気が無かったよ、最近はとんと音沙汰もなく心配していた、そしたら・突然の引退宣言だよ、MATSUIファンだったイゴッソーは、これには・こたえた、実に寂しかった・本当に遣り切れない思いだった、土佐に帰ってMATSUI観たさに買ってきたBSアンテナも、MATSUIが出ないし・鳥の糞だらけで用無しだったし、そのうちに・ぶっ壊そうと考えていた、何時もMATSUIの「あの時の雄姿」を想い出しながら、“そう”・ヤンキースに入団した2003年デビュー戦のあの満塁ホームラン、あれは嬉しくて泣いたよ。 そうかよ・そうかよ、「MATSUIのバットが殿堂入り」かよ、これは好い・春から縁起が良い・格別に、それじゃ早速・BSアンテナにへばりついたムクドリの糞を掃除するとしよう、春からヤンキースのICHIROを、MATSUIのホームランと一緒に観るかよ。

 

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