吉田兼好児音の履歴書: シリーズ4早春編 | 清岡隆二 |本 | 通販 | Amazon

 

吉田兼好児 幸せ人生 暑い日はラテン「ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ」

Buena Vista Social Club

 

モノ・カネで買えない「人間の幸せ」、最後は「ヒトの心」に帰る・・。最近の映画「終わった人」。大手銀行のエリートコースから子会社で定年を迎えて輝きを失った男の話らしい・・・しかし、コメディにしろ・この映画のタイトル「終わった人」はいかにも日本人的「モノ・カネ、姨捨山」発想である・・仕事をリタイアしてから“どんな余生を過ごせるか?”・・「心の幸せ」が、大問題である。今の日本の政治、高齢者になっても医療費の個人負担は年々増え続け介護など医療保険料は年金から一方的に差し引かれる・・・不安の多い人生、“終わりよければすべてよし” とは、本当に言い難い日本の現状である・・・。それに比べて、プライマリー・ケアが充実し医療費は全て無料のキューバ。モノ・カネは貧しくても「不安のない老後、心の幸せ」の中で暮らしていける国:キューバである・・・。とくに、高齢化社会で余生を楽しんでいるキューバのミュージシアン・ダンサー・歌手・アーチストに思いを馳せる・・・。何年か前に、キューバ国との交流が深い知人のトロンボーン奏者大高實さんから送って頂いたDVD「ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ」を聴いている・・・・。内容は、その昔、成功したミュージシャンたちが高齢者になって再びバンドを結成して世界コンサートツアー、念願のNYカーネギーホールでのコンサートで大成功をおさめ人生最後をエンジョイする・・そんなキュメンタリー映画「ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ(1999年制作)」である・・。