ミュージシャンとしてステージに立つようになってから、この曲ほど多くのリクエストをいただき、毎回のように演奏したものはありません。しかし、実際に叔父(鈴木章治)の演奏する「鈴懸の径」は、数えるほどしか聴いたことがありませんし、あまり記憶にもありません。もちろん、レコード(CD)は何度も聴いて育ちましたけど…。マネをしようと思った事は無かったはずなのに、それでも吹き方がよく似ていると言われることが多いです。それが血なのかなぁ。



 でも、イントロを聴いた途端、どこか懐かしい、子供の頃の記憶が甦るのです。逗子にあった、祖母の家。お正月🎍には、一族勢揃いして食べたご飯の匂い…。ミュージシャンしかいない、それが当たり前だったウチでは、高校を出る頃まで何の疑問も持たず、自分もこの世界で生きていくことしか考えていませんでした。

 ウチに唯一あったレコード、三田のおじちゃん(鈴木敏夫)、四谷のおじちゃん(鈴木章治)、オヤジ(鈴木正男)が入っています。リズムエースのCD、あとから自分で集めたなぁ。鈴木家はあと、これに入っていない元サックス奏者の、田町のおじちゃん(鈴木康一)、銀座でお店をやっていた貞子おばさんがいました。



 ボクの10年以上も前の演奏。同じ事をやりたくない!と、バンジョーを入れたりフリージャズの人をメンバーにしたり…。今だったら、普通にやるだろうな。


  この頃も、まだ素直にやってないなぁ。ピアノはエディービギンズさん(Eddie Higgins)



 こちら、鈴木章治とリズムエースの、ヒットした時のジャケットとディスコグラフィーが、35周年記念コンサートのチラシの裏に出ています。作曲家、神津善行先生よりいただきました。


 鈴懸の径、ストリングス・バージョンを、近日アップします!さらに、ラテンバージョンも!


 曲の事、というよりも鈴木家の話しになっちゃいました。😅ウチの話しは面白い話しがたくさんありますが、こちらのブログで少しずつ書いちゃおうかな。話しちゃマズいのも結構あるけど…。😜「鈴懸の径」の話しは、これからもちょこちょこ登場します!🥰曲レポ・シリーズ次回は、「ムーンライト・セレナーデ」です!


最後に、六本木バードランドが移転する時に、お店からいただいた店内に飾ってあった写真です。

こんなチラシも!



鈴木直樹、コンサート🎵の記録はコチラ!↓↓↓