明日のことは誰も知らない わけでもない? セミナー後のあれこれ | ”投資家列伝” 研究して実践する "まさ" のブログ

明日のことは誰も知らない わけでもない? セミナー後のあれこれ

もう一週間前の話ですが、セミナーは盛り上がりました。

参加者の方々からも良い反応をもらいましたが、
中でも一番意外な反応がご参加頂いた芸術家の人からのものでした。

「ハイテンションな姿が面白かったので、次のセミナーもまた来ます。」

内容よりもそこにくるとは、想定外。
自分の姿を自分でわかってないのです。

私は、セミナーで、2つの企業も取り上げてしまっため、
このタイミングで、参加者が買ったら損するかもしれないしと、

そこから、徹夜で考え続けたのですが、結局結論はでませんでした。

あの時点では、テクニカルにはチャートは ナスダックも含めて
危険極まりなく、

さりとて、日経構成銘柄の割安感も半端なく、

ウクライナはやばく、

アメリカ金融緩和縮小は予定通りで、

日銀は”追加の” 金融緩和をしないことを表明し、

とはいえ、日経14000円から下へさらにいったら、
そもそも、アベノミスクや日銀の金融緩和自体の効果を
否定されるから、政府や日銀が本当に何もしないとは思えないし、

そんなことを、セミナー後ずっと寝ないで考え続けて、

頭がパンクしそうになって、しょうがないので、投資家さんの飲み会に参加しました。


それで、セミナー参加者の皆さんには、個別に今、買うことも、売ることも積極的に
僕はすすめているわけではないから、自己判断でとメールをだしたわけです。


ところが、僕は実は、デカすぎる買いポジションを抱えたままだったのです。

自分が損する分には、自分が馬鹿だからしょうがないからいいや。
すごく怖いけど、と思っていました。

ただ、今の自分のセミナーに参加してくれた人に損させるようなことが
あってはならないと、買うことを薦められなかったのです。

そんな心の葛藤激しすぎて、次のセミナーの予定がたっていません。


ただ、とても良い経験でした。

仮に僕が、自分の人生の目標を、

”生涯、生き残れる投資家であること”

と定めたとしたとしても、他者への関わりを持たなくては
健全な生きがいをもって生きていくことはできないことは確信しているのです。

だから、これを自分の目標としても、セミナーやら、誰かを助ける活動は
その自分の目標のためにもやるべきことだと実感しているのです。

ただ、それと同時に、何かを人に教えるということは
本来、僕にはとても困難なことであることも実感しました。

真剣すぎて、ハイテンションになりすぎている自分の姿を
面白がって参加してもらえることが僕の現在の理想の
セミナー像かもしれません。

さて、明日のことは、誰にも絶対にはわかりませんが、
一部の権力者には、シナリオがあるんだろうなあと

頭がオーバーヒートするまで考え続けてぼんやり思いました。

ただ、彼らは、ここまで限界まで考え続けるエクスタシーを経験できないのさ。