彼が保険業を好きな理由 バフェット21 | ”投資家列伝” 研究して実践する "まさ" のブログ

彼が保険業を好きな理由 バフェット21

今日は続けてもう一つ書きます。


目指せスランプ脱出!


バフェットの率いるバークシャー・ハザウェイ社の1番の仕事は


保険業です。


バフェットは確率を考えるのが好きで・・・・・・・・・・・


なーんてことだけじゃ説明つかないほどもう保険業にどっぷりです。


彼が若い頃、例のその後師匠になるグレアムのことを調べたら

グレアムが


GEICO (HPにみると面白い。ケロヨンみたいだ。)

(ガバメント・エンプロイーズ保険会社)

http://www.geico.com/

の取締役だと知ります。


どうしてもグレアムに会いたくて、GEICOにいってドアを強くノックし続けた

というエピソードがいくつもの本に載ってました。


この会社は保険代理店を通さず、ダイレクトメールで自動車保険を売っていました。


さらに、事故歴のない優良ドライバーにだけ販売しているようです。


それで高い利益率を確保できる保険会社なんですね。


バフェットはこの会社を非常に気に入り、結局

彼の会社にしてしまうわけです。


この会社が倒産危機で株価が急落したときにまた買いまくりました。


彼だけがGEICOが倒産しないという確信をもってバンバン買えた、

その知識と金と確信が彼にだけあったんでしょうね。


しかし、若いころ急に訪問して、ドアをノックし続けたところから

結局その会社のオーナーになるのだから、凄いことです。


保険業は彼の投資家としての成功に


単なる投資先以上のチャンスを与えてくれました。


保険会社は保険料という定期収入あるけど、

保険金の支払いはいつくるかわからないことが多いですね。


事故や病気で保険金の支払いがくるまで、現金がたまるわけです。


しかもそれは利益としてでなく、将来支払うことになるかもしれない

お金として、税金もあまりかからないらしいです。(アメリカでは?)


バフェットなら、それそ思いっきり有効に運用して増やせますね。


それも彼が急速に資産を増やせた一因ですね。


バフェットはハイテク企業への投資が嫌いで、

インターネットバブルのころも浮かれて投資しないで

偉いという評価があります。


でも、おそらく彼はそれを忍耐とは考えてないでしょう。


彼には将来どうなるか予測できないハイテク企業より

確実に ”確実” リターンをえる手法が血肉となって

いるのですから。


潤沢な資金をつかって、キャッシュリッチな会社を買収して

その会社のキャッシュをつかってまた他のキャッシュリッチな

会社を買収して、


こりゃええわ。 ってな感じかもしませんよ。


金融帝国をそうやって作っていったんですね。


うーむ。


なんか、かわりに私にお金使わせてくださいって

いいたくなっちゃいそうです。


ここまでいくと。