映画ティルを鑑賞・10本め&DVD永遠の僕たちを鑑賞◯ | ヒョウヒョウとJ'aime シネマ

映画ティルを鑑賞・10本め&DVD永遠の僕たちを鑑賞◯


映画行きはゴールデンカムイと迷いましたが恐らくは大ヒットのロングランに違いない、慌てなくても

12時40分からシネマ5bisで上映されている伝記映画ティルを鑑賞して来ました


2022年公開


1950年代のアメリカでアフリカ系アメリカ人による公民権運動を大きく前進させるきっかけになった「エメット・ティル殺害事件」を映画した作品です



ウーピーゴールドバーグさんも製作&出演しています


この映画を観たかったのはヘイリーベネットさんが出演していたから、本作では黒人をあざ笑う白人女性役ですが、映画スワロウ(異物を飲み込む女性のスリラー)やシラノで注目している女優さんなのですよ



ストーリーは1955年イリノイ州シカゴ


夫を戦争で亡くしたメイミー・ティルは自立した女性、14歳の息子と平穏に暮らしていた


ある日、エメット・ティル(14歳)は生まれ故郷のシカゴを離れ、ミシシッピー州の親戚宅を訪れる


シカゴとミシシッピー州では黒人の扱いが違っていた事を知らないエメットは白人女性キャロリンに向けて口笛を吹いたことで白人たちの怒りを買い白人集団に拉致されてリンチの末に殺されてしまう


愛する息子の変わり果てた姿と対面したメイミーはこの陰惨な事件を世間に公表するため、リンチされて水死体で発見された無残な息子の姿をマスコミや多くの人々に公開


その行為が多くの人々の心を動かし、公民権法の成立の原動力となった‥




愛する息子エメットを何とか救おうと尽力したメイミーの行動に心を打たれました


真実の姿を世間に見せようとした決断は衝撃的


黒人たちがあまりに洗練されていたのが気になっただけで、退屈なはずの裁判闘争なども見入ってました


主要な60映画祭21部門受賞、86部門ノミネート、試写会にはバイデン大統領も訪れたから、この史実は現在にも多大な影響力がありますね


映画館で観れて良かった伝記映画でした



DVD・永遠の僕たち、昨日鑑賞しました



2011年公開のアメリカの作品


死にとらわれた若者たちの愛と再生を描いた青春映画です



交通事故で両親を亡くし臨時体験をした少年イーノック(ヘンリーホッパーさん)


それ以来、自分だけに見える幽霊、特攻隊員のヒロシ(加瀬亮さん)を話相手に生きて来た


知らない人の葬式に出るのが好きな変な趣味のイーノック、そこで短髪の少女アナベル(ミア・ワシコウスカさん)と出会う


アナベルは難病で余命3ヶ月を宣告された少女


幽霊のヒロシが見守る中、残された時間を2人で過ごして輝きを取り戻していく‥



主演は故デニスホッパーさんの息子ヘンリーホッパーさん、本作のみの出演


アナベルにミア・ワシコウスカさん、ヒロシに加瀬亮さんと異色の組み合わせ


変人たちの話ちゃ話なんやけど(苦笑)見ちゃいられないし、心をかき乱される


それが良いんでしょう、だから未だにレンタル屋に置いてあるんだな


加瀬亮さんの存在感もなかなかのもの、全編英語での演技だったようです


これは◯を付けるしかないわ

(笑)