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初めての記事ですが今回はゴールデンエイジについて考えて行きたいと思います。


まずゴールデンエイジとは・・・人がもっともセンスを磨ける時期です。


スキャモンの発育曲線の画像を見ていただければ分かると思いますが、







神経系は12歳になるころにはもう9割方形成されています。


大雑把に言ってしまうと神経系がもっとも発達する時期、それが一般的にゴールデンエイジと呼ばれています。



しかし、ゴールデンエイジというものも3種類の時期に分類されていて、その時期に応じたトレーニングを行うことでその子の才能を最大限に引き出すことができるということです。


まず5~8歳(小学1~3年生頃)
一般的にはプレゴールデンエイジ期と呼ばれます。ゴールデンエイジ期の前の段階です。この時期の子どもの身体は「視機能」「神経系」の発達が著しい年代で、この時期のトレーニングがその後のゴールデンエイジ期へ大きく影響します。
トレーニングによって「眼力」と「歩く」「投げる」「引っ張る」「跳ぶ」などの36の基本動作を身体や神経に覚え込ませます。
この時期に一番大切なのは、身体に色々な動作を体験させることです。様々な動作を行い神経の配列を整えることで、動作の習得や調整力(リズム、バランス、タイミング、巧緻性、協応性など)を養います。鉄棒や自転車など、この頃に覚えた動作は、久しぶりに行ってもすんなり出来るのは、神経回路が確立されているためです。




次に9~12歳(小学4~6年生頃) これが俗に言うゴールデンエイジです。
9~12歳頃は色々な技術をすぐに習得できる、まさにゴールデンタイムです。大脳の可塑性(脳・神経がやわらかいこと)」と「筋・骨格系、動作習得のレディネス(準備性)」の両方が高い水準で整っているため、技術習得に最も適した絶好期です。そして、身体のベースを作る為に「走る」を徹底的に鍛えます。

走ることは下半身の強化をはじめ、持久力や基礎体力の向上にとても効果があります。成長の最も見込めるこの時期に鍛えられた身体は、様々なスポーツを行う上で力となります。また基礎を作ることは、ケガの予防にも繋がります。




最後の13歳頃~(中学生~)のこの時期はポストゴールデンエイジと呼ばれます。
この頃は第二次成長期を迎えます。身体の飛躍的な成長期となりますので十分な栄養や睡眠をとり、発育を最大限重視する事が大切です。
それぞれの種目に合わせたトレーニングをしていきます。スポーツによって使う筋肉も動作も違うので、種目別に必要な動作やフォームを分析し、結果をもとに効果的なメニューやフォームの改善などを行うことで、個人能力・技術を高めると共に、身体、精神、集中力を作り上げます。
また、ポスト・ゴールデンエイジ期の後半には、身長の成長のピークがほぼ終了するため、女性は13~14歳頃から、男性は16歳頃から、筋力・パワーを養成するウエイト・トレーニングが導入できるようになります。技術習得がより速く、よりパワフルに行えるようになり、一気にパフォーマンスが高められます。




ゴールデンエイジと水泳との関係ですが、スイミングのコーチをしている私がいうのもなんですが、ゴールデンエイジ(3つの時期すべて)に他のスポーツをせずに水泳だけをするというのは良くない事です。



子供の可能性を最大限伸ばして上げようと思うのであれば、絶対に色んなスポーツをしたほうがいいです。



プレゴールデンエイジのところで触れましたが、運動神経を伸ばすための36の基本動作というものがあります。



36の動作を調べてもらえれば分かると思いますが泳ぐというのは36の動作のたった1つにすぎません。




水泳は全身を使うとてもいい運動です。



ですが泳がせるだけで小学校に入ったばかりの小さい子達が泳ぐのが速くなるわけではないのです。



この時期は多感で色々な事を体験して成長する時期です。記録会や大会でいい結果を出したいから年齢に相応しくないような激しい練習をさせているコーチもいるかもしれません。


ですが、それは間違いです。


人生に1度しかこない貴重な数年間。それがゴールデンエイジというものです。


未来ある子供たちの先をもっと見据えて色々な事をさせてあげてください。


教える子供の年齢が低ければ低いほど逆に指導者の力量が問われるのではないかと思う今日この頃です。