こんにちは、スイサポの齋藤です。

 

インカレ水泳が終わり、今年も夏が終わりを迎えました。

 

……と言いたいところですが、僕のところには夏の間に溜まった事務作業が山ほど残っています(笑)

 

さて、そんな弱音はさておき。

この度、品川区内にあるスイミングスクール様と、新たに業務委託契約を結ぶことになりました👏

 

 

これまでも企業様やスポーツチームなどと契約し、水泳レッスンやトレーナー業務を行ってきました。

 

ただ、今回の契約には、これまでとは少し違った点があります。

 

それは、僕自身が現場に入るのではなく、スイサポ所属のコーチが現場を担当すること。

 

つまり、

 

スイサポとして業務を請け負い、その業務を担当するコーチを配置するという形です。

 

以前から目指していた形だったので、こうして一つの契約として実現したことは、素直に嬉しく思っています。

 

今回は、この「コーチを配置する」という事業の形について、少し書いてみたいと思います。

 

 


やっとひとつ

スイサポを2024年に立ち上げた当初から、僕は「自分が現場に入るだけではない仕事の形」を作りたいと考えていました。

 

実を言うと、2026年に入ってから、今回の案件を含めて、同様のご相談を4社からいただいていました。

 

1社目は、新店舗の立ち上げに伴うご相談。

2社目は、指定管理施設の入札に伴うご相談。

3社目は、人手不足によるご相談。

そして4社目が、今回のスイミングスクール様からのご相談です。

 

ただ、現実はそう簡単には進みません。

 

1社目と3社目は、ありがたいことにお声がけいただいたものの、当時はこちら側の人手が足りず、契約まで辿り着くことができませんでした。

 

2社目は、先方の都合によって白紙に。

 

そして今回、ようやく一つの契約として形になりました。

 

もともと、こうした「コーチを配置する」という仕事は、もう少し先になると考えていました。

 

2026年8月時点の計画では、2028年頃に達成できればいいかな、と。

ところが、計画を完成させるより先に、頭の中で考えていたことが一つ実現してしまいました(笑)

 

もちろん、これだけで事業モデルが完成したわけではありません。

むしろ、ここからがスタートです。

 

それでも、

 

「自分が現場に入り、指導する」

 

という形から、

 

「自分が現場に立たなくても、水泳の仕事を提供できる」

 

という形へ、一つコマを進められたことは、素直に嬉しく思っています。

 

さて、なぜ僕はここまで「コーチを配置する」という形にこだわっているのか?

このあたりこの先を書いてい行きたいと思います。

 


僕がこの形にこだわる理由 

理由はシンプルです。

 

1人で稼働するには、どうしても限界があるからです。

 

こちらの記事にも書いていますが、スイサポを立ち上げることになった大きなきっかけは、以下の2つでした。

 

・コロナで仕事を失ったこと

・子どもが生まれたこと

 

 

これまでフリーランスとして、もちろんたくさん働いてきました。

スケジュールもパンパンに詰めて、レッスン単価も一般的な相場と比べれば決して安くない水準まで上げる事ができています。

 

 

それでも、構造的な問題は残ります。

自分が稼働しないと、基本的には収入が増えない。

いわゆる「労働集約型」のビジネスです。

 

収入を増やそうと思えば、

・レッスンの本数を増やす
・1本あたりの単価を上げる

基本的には、この2つが大きな選択肢になります。

 

僕自身も、コロナや結婚、子供などを経験する中で、

 

「もっと頑張らなきゃ!」

 

と考えて、仕事を増やしてきました。

しかし、あるところまで来ると、現実的な壁にぶつかります。

 

単価もある程度まで上げた。
これ以上、スケジュールを埋めることも難しい。

 

つまり、

 

「もっと働けば、もっと稼げる」

という方法そのものに限界が来たのです。

 

独身で、自分の時間をすべて仕事に使えるのであれば、それでもいいのかもしれません。

 

しかし、家庭がある。

これから先のキャリアもある。

そして、今と同じように身体を使って仕事ができる年齢にも限りがある。

 

そう考えると、いつまでも自分の労働時間を増やし続けるわけにはいきません。

 

正直、これは結構悩みました。

 

これは、我々フリーランスのインストラクターやトレーナーの業界的、構造的な課題だと思います。

 


個人レッスンに依存するリスク

スイサポを2024年に立ち上げてから約2年。

個人レッスンという事業を少しずつ形にしてきました。

 

2025年には業務委託のコーチを迎え、僕自身がすべてのレッスンに入るのではなく、スイサポ所属のコーチにも個人レッスンを任せられるところまで来ました。

 

そこから少しずつ規模を広げ、今では月100本を超えるレッスンを提供できるようになっています。

 

これによって、僕が現場に入らなくてもレッスンを提供できるようになり、以前よりも多くのお客様にサービスを届けられるようになりました。

 

そして今回のように、企業様からご相談いただいた業務についても、スイサポ所属のコーチに現場を任せることができました。

 

少しずつではありますが、当初思い描いていた

「自分が現場に立たなくても、仕事が動く」

という形に近づいてきています。

 

ただ、ここまで来ると、今までとは別の問題も見えてきます。

 

それが、「仕事をする場所」の問題です。

 

個人レッスンでは、プールを利用するために施設への利用申請が必要になります。

また、個人レッスンを受け入れている施設であっても、抽選などによって毎回安定して利用できるとは限りません。

 

さらに、同じように個人レッスンを行っているコーチも、当然ながら同じような施設を利用します。

 

つまり、

 

コーチを増やして、仕事を増やせば、それだけで事業が安定するわけではありません。

 

そして、もう一つ気になるのが、施設側のルール変更です。

 

たとえば、管理会社が変わったり、施設の運営方針が変わったりすることで、これまで問題なく利用できていた方法が、使えなくなる可能性もあります。

 

事業を施設に依存している以上、自分たちではコントロールできない要因によって、レッスンを提供できなくなるリスクは残ります。

 

もちろん、どんな事業にもリスクはあります。

 

新しい事業を立ち上げたからといって、そのリスクがゼロになるわけでもありません。

 

だからこそ僕は、

 

一つの事業、一つの販売方法、

一つの働き方に依存しすぎないこと。

 

が大切だと考えています。

 

個人レッスンをやめるわけではありません。

むしろ、今後もスイサポの大切な柱です。

 

ただ、それだけに依存するのではなく、

 

・個人のお客様へのレッスン

・所属コーチによるレッスン

・企業・施設との業務委託

・コーチの配置による業務受託

 

など、複数の形で仕事を作っていく。

今回の契約は、そのための一つのカードが増えた、という位置づけです。


契約は取れたけど、、、

今回の契約は、めちゃくちゃ嬉しいのですが、若干悔しい部分も。
 
それは、「半年間限定の契約」だということ。
 
先方様も、内製化をしていきたいが、どうしても人手が足りない。
そこで、半年を目安に採用を強化するので、それまでの穴埋め要因としてのご相談という位置づけの契約です。
 
もちろん、昨今のスイミング業界の苦しさは理解しているので、我々の様な高単価の人材を確保し続けるのは難しいのは重々承知していますが、現実を知っているだけになかなか難しい部分ですね。
 
この辺りはもう少し戦略を練っていくしかなさそうです。
まずは、今回の契約でしっかりをフォローをしていき、実績を積み上げていくしかないですね。
 

他にも問題は山積み

さて。今回、壁を一つ突破することはできました。

ただ、課題はまだまだ山積みです。

 

・リクルートをどうするか

・民間プールの廃業が相次ぐ市場環境とどう向き合うか

・事務処理が僕一人では追いつかなくなるリスク

・人を雇うリスク

・新しい販売戦略をどう作るか

 

もう、考えないといけないことが山ほどあります。

それを考えること自体は楽しいのですが……

まあ、普通にパンクしますよね(笑)

 

特に、これから難しくなると感じているのがリクルートです。

 

水泳コーチの仕事は、トレーナーやピラティスなどの業界と比べても、「協力してくれる指導者を継続的に見つける難しさ」を感じています。

 

水泳コーチの場合、現役で指導している方の多くは、自分自身の競技経験や、これまで指導してきた選手の実績などを軸に活動されているケースもあります。

 

また、独立する場合も、自分自身で個人事業として活動する形を選ぶ方が少なくありません。

 

そのため、

 

「他のコーチと一緒に仕事をする」

 

という形をどう作っていくのかは、スイサポにとって今後の大きなテーマになりそうです。

 

もちろん、水泳コーチの仕事そのものを続けたいと思える環境をどう作るのか、という問題もあります。

 

これはスイサポだけで解決できる話ではありません。

 

だからこそ、今後は単純に「人を集める」のではなく、

「この仕事なら、長く関わってもらえる」

と思ってもらえる仕組みをどう作るか。

 

ここも考えていかなければいけないと思っています。

 

……さて、どうしたものか。

 

悩みは尽きません(笑)

 

ただ、個人で仕事を始めた頃には、「自分がどうやって仕事をするか」だけを考えていればよかった。

 

それが今は、

 

「どうやって仕事を作るか」

「誰と仕事をするか」

「どうやってサービスを届けるか」

「どうすれば事業として続けられるか」

 

を考えるようになりました。

 

これは、フリーランスとして働き始めた頃には想像していなかった変化です。

 

まだまだ小さな一歩ですが、

 

「自分が働く」から「仕事が動く」へ。

 

今回の契約は、その一歩だったのかなと思います。

これからも試行錯誤しながら、少しずつスイサポという事業の形を作っていきたいと思います。

 

今回はここまで。

 

それでは👋

 



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