競泳体幹トレーニング vol.10 | 競泳専門 体幹コアトレーナーのBlog

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前回からだいぶ時間が空きましたが、YouTubeの方に競泳体幹トレーニングvol.10をアップしました。



下向きでバランスボールを使った種目を多めにして、いつもより少ない6種目ですが、連続して行うと強度が高くなります。


今回 新しく追加した種目の注意点です
ハイプランク レッグムーブ

この種目では、バランスボール上でバランスを取りながら脚を左右に大きく動かす事で、体幹部と内転筋での連携・バランス支持能力の向上を狙っています。

そのため、特に脚を内側に動かした時に骨盤を回旋させ、支持脚の内転筋と床側の腹斜筋で支えるようにするのがポイントです。

また、回旋した時に腰が下がらないように注意して下さい。腰が下がらないように腹筋でガチガチに固めるとスムーズに回旋しにくくなるので、ヘソ奥をしめながら柔軟に動かす事も大事です。

パイク

この種目では体幹での支持能力が弱いと体が下りた時に腰が反ってしまい、腰の位置が下がってしまいます。体幹でしっかり支えて、体が下りてきた時に腰が下がらないように注意して下さい。


最後にこちらの種目のフォームは悪い例です。

顎を引きすぎて背中が伸びていません。
腹筋での支持を意識しすぎるとこうしたフォームになりやすいです。
このフォームでは、まだ背中が丸くなるだけで済んでいますが、腰まで丸くなると腰椎椎間板に負担が掛かってしまうので、背筋を伸ばして行うようにしましょう。

今回のメニュー組みも、レストやセット数などを示していますが、個人の筋力レベルに応じて変えて行うようして頂ければ良いかと思います。