ディズニーオタクの私が障害者手帳を持つようになって1番大きく変化したことは、ディスアビリティアクセスサービス(DAS)が使えるようになったことです。


感覚過敏や不安のせいで、ガヤガヤした行列で立って待つことが難しくなった今は有り難くサービスを利用させていただいています。



DASは決して待たずに乗れる訳ではありません。アトラクションとグリーティング施設で、立って並ぶことを免除してもらえます。例えば90分待ちなら、90分間外のベンチやレストランでお茶を飲みながら座ったり、お手洗いに行って待てます。

DASを利用して外で待っている間に他のアトラクを利用することは禁止です。

ちなみに必ず緊急時に補助ができる同伴者が必要で、1人で利用することはできません。



1日の初めに乗るアトラク入り口で手帳原本を見せ、写真を撮ってアプリチケットにDAS情報を登録してもらいます。ルール説明もあります。


2回目からは手帳を見せる必要はありません。アトラク入り口で利用の旨を伝えれば、キャストさんが情報を登録して戻る時間を教えてくれます。


それぞれのアトラクで、どんな特殊効果があるか、どんな支援が必要か、などを確認されますので登録には5分程度かかります。不安なことがあれば登録時にキャストさんに確認してください。可能な範囲で最善の対応をしてくださるはずです。


DASはDPAやPPと併用できます。アプリでパスを取得後、アトラク入り口に行けばキャストさんが手続きしてくれます。



時間が来たらアトラク入り口に戻ります。立って歩ける場合、今はDPAやPPと同じ列に案内されることが多いです。車椅子の方などはまた違うと思います。基本的に待ち列の演出は見れません。

乗り場直行のアトラクもありますが、プレショーがあるものは特に、入り口から出口まで30分くらいかかるものもあります。


私は身体には支障がないので、例えばPPを取得した時や待ち時間がない時はDASが無くてもアトラクを利用できます。

しかし緊急時には長時間閉じ込められたり特別ルートで避難が必要です。DAS登録があればキャストさん側にも障害者がいると把握してもらえるので、双方のために基本的には登録したほうがいいと思っています。



以上が2024年4月現在のDAS利用の流れです。

私は舞浜にかなり通った後に障害を持ったのでどこで何が起きるかほぼ把握していますし、新アトラクはかなり下調べをします。乗れると分かっているアトラクにだけ乗っています。それでも時々は予想以上に疲れます。

DASは便利でパークは楽しいのでつい無理もしたくなりますが、自分の体調と相談しながら自分のペースで楽しみましょう。