表題は2020年11月22日の中日新聞・社説に載ったものです

 

中部国際空港がある常滑市から、図書館が消えようとしているという記事です。

 

人口五万の市に図書館ができたのは1970年。

常滑市には競艇場があります。その収益を見込んで近隣の市町に先駆けて作られました。

 

1979年には、貸出数33万冊余にもなり、全国第四位となります

2011年の10万冊強をピークに減少しますが、それでも今現在でも30万冊近くの貸し出しがあります。

 

しかし、建物の老朽化が問題になり(耐震上の問題ですね)今年

9月に閉館し解体されることになりました。蔵書の一部は別の施設に収められますが、残りは処分されるとのことです。

 

市庁舎の移転に合わせて、図書館・文化会館・公民館を一体化した複合施設を建設する計画があったのですが、反対意見や財政難により、庁舎先行で建設されるようです。

 

他にも、給食センターや小中学校の建て替え・大規模改修があり

新しい図書館の建設は目途が立っていないとのことです。

 

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