おはようございます
いよいよ最後になります20歳の頃③です
①
と②
を読んでいただけると話しが分かりやすいかと思います
さっそく昼食後、病院からもらってきた痛み止めの薬を飲んで
1時間もするとなんだか・・・あちこち全身が痒い
病院に電話をするともう一度すぐに来てくださいと
先生は「薬が合わなかったかな~」といって
痒みを抑える作用のある注射をしてくれました(2回、行きました)
家に帰ってもどんどん痒みが広がっていくばかり
その日は痒くて眠れず、お尻の痛みもどこへやら
翌朝、私の顔を見た母が「目がぁぁぁ」と
鏡を見ると・・・私、目が開いていない
鼻とほっぺの高さがいっしょのくらいに顔が膨れ上がって赤い
首も腫れて赤くて動かない指も曲がらない
全身でした
すぐに母とK大学病院へ行くことに
真夏なのに姿でタクシーで
診察室で先生から上半身を取ってベッドに座っていてくださいと
カーテンが開くとそこには10人ほどの若い人たち・・・インターン
みんな手にはメモ帳とペンを持って私を見てますハズカシイ
誰かが私の腫れてる腕をツンツンとしました
そして診察の結果、最初の病院でもらった痛み止めは
まだ認可されていない薬だとそ、そ、そんなことがあるの
痒みと赤い腫れは薬疹でした
4日間ほど痒くて眠れず腫れも引かず
このままだと一生外に出られないのかなと不安にもなりました
母が近所のおばさんにこの私の状態を話すと
「バスクリンがいいのよ痒みも引くわよ
」と言われたと
バスクリンを買ってきました
それで痒みや腫れがおさまるわけがないと思いながらも
午前中に、生まれて初めてバスクリン入りのお風呂に入りました
1時間ぐらいすると・・・あれ?腕の赤いのが引いてる!
アンドーナツくらいあった赤い丸い腫れがドーナツのように抜けてきている!
バスクリンってすごい!信じられない!(この事件以来、私はバスクリン好き)
母は「何度でも入るのよ」と言い出しまして・・・すごい勢いです
夕方もう一度入るとあら不思議
今度は赤みがどんどんなくなってきた!痒くなくなってきた!!
寝る前にもお風呂に入り、その日は久しぶりに眠れました
7日後大学病院へ行くと担当の先生が私の顔を見て不思議顔
だれって思いますよね
腫れた顔しか見てないですから
この日、1週間かかった薬疹がようやくなくなりました
そして医療事務の試験は1回受け損なってしまい
3ヵ月後に受験1回で受かりました
そんなたいへんなことを経験した20歳の頃
いまだに母も兄もこのときの話しをします
あれはほんとにとんでもない顔だったと(そこまで言わなくても)
たいへん長くなりました
ここまで全③巻読んでいただきありがとうございました
来週はちょっとお休みします。
コメントにも伺えないと思いますのでよろしくお願いします。
いつもありがとう♪