ビール講座に通いつつ友人と二年応募し続けて、やっと友人のほうが当選したビール造り教室に参加しました。

当日参加メンバーは、スピ会ではお馴染みのアクアマリンさん(呑めません)、ラルミラさん(ビールが呑みたいので電車で参加)、そのお二人が食べに行ったことのある紫籐櫨の女将(我が家のご近所)、幼馴染という設定で合計6名です。

生麦駅で集合してキリンビール横浜工場へ。

途中でわんこの散歩に出てきたおばちゃんと遭遇。スタート時間が迫っているにもかかわらず犬と接近、お触り放題。早く散歩に行こうよ!とわんこが訴えているのも無視して、おばちゃんを引き止める私達。気を取り直し工場へ急ぎ、受付を済ませて着席しても、春のスピのこれからの行事予定で持ちきりの我ら3名、まったく人様の話を聞いていない。


今日作ったビールを送ってもらう日取りを決めしまわないと、次の工程に入れないので、ビールをおいしく飲む日を設定して、いよいよ本題へと。


始めに、今日作るビールのタイプを決めます。

1.黒ビール  2.赤ビール(アーストリアビール)  3.ボックビール(秋味タイプ)  4.横浜ビア酒(明治に作られていたもの)   5.ピルスナー(一般的に呑まれているタイプ)

私達は黒派1名、ピルスナーは名ということで、ちょっとコクのあるボックタイプを選びました。

アルコール度も少し高く、原材料が一番豊富に使われるというので、お得な感じがしたのでこちらにしました。

説明を受けるととても難しそうでしたが、いざ実習が始まり、やってみると面白く、参加者の意気込みも徐々に上がっていきました。

インストラクターが一つ一つ丁寧に指導してくれます

糖化という段階に時間がかかります
HAL(日本スピッツ)-20100327

まず、お水に砕いた麦を大量投入し、温度管理をしっかりしながら、かき混ぜます。

ざっと混ざったところで一回目のお味見。

粉っぽくて飲めません。


HAL(日本スピッツ)-20100327

3分交代でタイマーと温度計を見ながら、火をつけたり消したり、気を抜く暇がありません。

2回目のお味見。

とろりと甘く「イケル!」他所と比べさせてもらい、味の比較をしました。

断然美味い!手前味噌です。

HAL(日本スピッツ)-20100327

研究職の友人の気合が入ってきました。

腰の入り具合が職人的です。

かれこれ2時間近く糖化作業を続けました。

ここでも味見。

糖度18.6度、麦ジュースは甘くて、深みのあるものに仕上がりました。

比較テイスティングではダントツに美味しいです。

6人全員が同じ感想でした。




いよいよホップの投入式です

HAL(日本スピッツ)-20100327

ビール造りでは一番大事な瞬間なので、わざわざ「式」と言って大事な行事とするそうです。
みんな気迫がこもっています。 入れる前に手の中でホップに「美味しくなって」と語りかけていました。




ホップを投入後にまたまた味見タイム。

ビールらしい味になってきました。

醗酵が進んでいないビールを若ビールというそうです。



ろ過装置にビールの素が入ってほっとするメンバー

HAL(日本スピッツ)-20100327

この時点では一番絞り麦汁となります。



水を少し足して絶妙のタイミングで拡販します
HAL(日本スピッツ)-20100327

拡販が上手くいくと澱がこのようにまん中に綺麗に集まるそうです。

私達のグループのインストラクターさんと気が合って、いい仕事ができました。


ここで私達はランチタイムとなりました。

その間にインストラクターさんやスタッフが二番絞り麦汁を作ってろ過します。


会場にはランチと生ビールがピッチャーで置かれていました。

私達のグループは6人なのに5人分しか置かれていなかったので一人分追加してもらったら、ピッチャーのビールまで追加されてきました。ラッキーでした。ハンバーグランチも美味しかったです。


午後からはビールの酔いも手伝って、フラフラと半分酔っ払い状態でした。

ビール工場見学に連れて行かれ、見学終了後に最後の仕上げ工程作業をしました。



HAL(日本スピッツ)-20100327

醗酵樽に入った物を最後に味見をすると、もうこれはビールです。

醗酵が進んでいないビールを若ビールというそうです。

とにかく作業中、気合の入れ方が半端じゃないので、他から失笑を買うほどでした。

それが功を奏す5月9日(ビールを試飲する日)になるよう祈るばかりです。



      作業が終わって

HAL(日本スピッツ)-20100327

いい仕事ができました。

インストラクターの中山さんありがとうございました。

後はできあがりを楽しみに待つだけです。

中ビンで20本送られてきます。どんなビールになるかなあ。



その様子は、また次回に!

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