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医学薬学からアプローチ1-3の続きです。爆笑
 
治療法について
 
【精神療法】
 
医師と患者の信頼関係、人間関係が大事で、医師や看護師、薬剤師を通して、不安や苦悩を緩和すると共に、いかに毎日を安気に過ごすかを創意工夫する場です。良い医者に恵まれないと薬で治療しようとしても上手くいきません。心と心の繋がりこそ、本当の精神療法です。

 
 
【薬物療法】
 
脳内の神経伝達物質に作用することにより、精神状態を緩和する働きがあります。
 薬は回復の手助けになります。
 
後で薬物療法について書きます。



 【食事、睡眠の確保】

脳内物質は、ほぼたんぱく質でできています。脳に良い栄養を送り込むことで脳内を健康へと導きます。特に、たんぱく質や鉄分を普通の人より多めに取ることをオススメします。
お通じが良くなることも大切です。デトックスをすることが毎日の習慣にしていると身体に良いです。腸内フローラを綺麗にすると、免疫力が高まります。
体は眠っていようが起きていようが、いつも人間の体は、化学反応をおこしています。細胞は日々破壊と再生を繰り返しています。歳をとると破壊と再生のサイクルは減少します。
つまり、若い頃は無理しても、脳も身体も丈夫です。しかし、20歳頃くらいまでに自分のキャパシティが最高に育つので、何でもできるような気持ちになり、無理が効くのですが、無理やり何日も起きていると、強く気持ち良く生きていくことが困難な状態になると思います。
20歳ごろを過ぎると脳の働きがピークに達します。無理をして、ドパミンが出るバランスや細胞のサイクルのバランスが乱れて、突然、幻聴が聴こえてきたりするのです。そのため、睡眠時間を確保することがいかに大切かということになります。
先程も書きましたが頭と身体は日々破壊と再生という化学反応をおこしています。そのため十分な睡眠を取ることにより、脳内が落ち着いて日々の生活に適応できるようになります。
脳は現状維持をしたがるので、苦しい状態に慣れていってしまい、いつもの悪い刺激を与えると、敏感に反応して悪循環を産み出します。生活スタイル、つまり脳内活動(統合失調症でもない人の脳内活動)を変えるには、21日くらい(3週間くらい)かかるそうです。ですから、なかなか統合失調症の人の生活スタイルを変えるのはより難しいのです。ですから、ゆっくり心も体も休んで健康な自分自身を取り戻しましょう。



【リハビリテーション】
 
リハビリテーションには社会復帰の意味があります。回復の状態に合わせながら少しずつ進めていきます。病気によって生活において困ることをどのように克服していくかが大切になります。

【対話のヒント】

お互いの辛さを言葉にしましょう。
辛いときには感情が態度に出てしまうものです。「私はとても悲しい」「僕は辛い」と感情を言葉に出してみることも大事です。
統合失調症は疲れやすい病気です。
なにもできないのではなく、病気で疲れているだけです。お互いの良いところを誉めあって、今できる少しの事でも良いから出来る事を伸ばしましょう。
 
 
これから、【薬物療法】抗精神病薬の働きについて、書いていきますね。
 
これはドパミンが脳から出てきすぎで、幻覚、妄想、興奮などの症状のあるときの人の脳内のシナプスの様子です。
黄色の所がドパミン受容体で、赤色の粒がドパミンです。
 
薬を飲むことでドパミンの受容を抑えることができます。
薬(青色)がドパミン受容体(黄色ところ)にくっついて、ドパミンの受容をブロックしてくれます。
ドパミン受容体(黄色ところ)にドパミンがグイグイ入ろうとすると、ドパミン受容体自体が破壊されて、組織が再生されるまで大変な事態になります。一つの組織くらいなら破壊されてもそんなに身体に支障は及びません。でも多く破壊されると、身体がガラスの破片みたいに、こっぱみじんになってしまった感じがして、いてもたってもいられません!何もできません!恐怖や、我慢の仕方が分からない苦しさにもみくちゃにされます。でも、時間が解決してくれると思います。細胞は毎日再生されていきます。身体は化学反応を起こしていて、細胞は破壊と再生を繰り返します。再生されるこが破壊されることより多いときは若いときが多いかもしれません。しかし、年をとると統合失調症の症状は和らいでいくものです。
 
薬の効き目を保つためには、多すぎても少なすぎてもいけません。
体の中の薬の量が、常にちょうど良いところにあることが重要で、多すぎると副作用が発生し、少なすぎると効果がありません。
陽性症状も陰性症状にもどちらにも言えることかもしれません。
 
【ドパミンについて】
 
ドパミンは、たんぱく質を原料として生産されます。たんぱく質は筋肉ですから、筋肉がどうしても分解されて無くなっていって脂肪がつきやすくなってしまうので適度な運動が必要です。薬の副作用で太る人もいますが、統合失調症の人の場合、顔が痩けてしまってガリガリの人もいます。そういう人の場合は、無理しすぎてしまっていている状態だと私は思います。
マッチョな体になりたい人は統合失調症になってしまうと少し難しいかもしれません。無理は絶対してはいけないので、焦らないことが大事です。
私ごときが思うことなんですが、幻聴と会話もでき、それを継続してしまい、幻聴を止めるために薬でドパミンの受容を抑えても意味がないと思うのです。
シナプスの中のドパミン受容体が勝手にどんどん作られていって、いくら薬でドパミンをブロックしても意味がないんです。
じゃ、どうするか!という話を少し書きたいと思うのですが、このことは後に書く、フロイトやユングの心理学や、スピリチュアルからアプローチ、宗教学からアプローチ等々から書いていきたいと思います。
とりあえず今は、医学薬学からアプローチしていきたいと思います。
次回はお薬について詳しく解説させて頂きます。
 
次回、統合失調症についての論文の医学薬学からアプローチ1-5から続きを読んでいただけるとありがたいです。ニコニコ

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