ざわめきを拒み続ければ

残酷を覚え始める

 

ざわめきを求め続ければ

虚しさをいつのまにか感じるの

 

世知辛い世の表面は

楽しい楽しいカーニバル

 

時代は加速する

遊びは星の数ほどありすぎて

選択だけで疲れてしまう

 

個性個性と散々言われて

個性の意味さえ理解せず

突っ走る人もいるのかな

 

キャラがあればそれが個性か?

流行りをひねればそれが個性か?

 

オリジナリティー無いならそんなもん出さんでていい

自分の心に届くものだけ集めりゃいい

 

変幻自在はノリの原点

パクリ王はいつしかクリエーター

ほらよく言うでしょ

「無から有はうまれない」とね

 

「あの人」と呼ぶのは

そこのガキで

「あの子」と呼ぶのは

そこのオバサン

 

別にいいのよ何だって

私は私なんだから

 

ワガモノ顔で歩く大人は

既成概念が大好きで

新しい形に適当なコメントを残すよ

 

それともマクロな視点で見続けているだけかな

忙しい人が多すぎるのだね

 

ワカイ顔して歩く大人は

厚底履いて少女に変身

それもまた自由でしょ

 

でも ネバーランドはもう卒業してよね

 

ズルい顔して歩く大人は

みだらなことでも平気でするのよ

そのくせみだらな子供には

遊び道具扱いね

 

キレイな大人はたくさんいるの

汚いな大人もたくさんいるの

 

どうでもいいこと

結局は たわいもないありきたりのくだり

 

1999年頃の作品