渋沢栄一ってどんな人か分かりますか?
2024年に新しいお札の顔になるらしいんですよ。
この人、なぜ福沢諭吉みたいに今までお札にならなかったんでしょうか?と私は驚いてます。
この人、実はめちゃくちゃ頭も志も良くて、明治時代に海外(パリ)から資本主義を輸入した人なんです。
明治時代に、いろんな銀行や企業や大学をどんどん創って、明治の経済のベースを創ったパイオニアなんです。
ノーベル平和賞にも二回もノミネートされているんですって!
そして、ただ単にビジネス界の父であるだけでなく、孔子の書いた論語を読みこなしていて、道徳を自分の根幹に持っている人なんです!
『論語と算盤』って本、知ってますか?
論語(道徳)と算盤(経済) この真逆のようなものを一つにして、❝人間たるものどう生きることが幸せ❞を解いてくれた人なんです。
道徳(役に立たないけどありがたいモノ)
経済(役に立つけどいやしいモノ)
士魂商才:武士の魂で商人の能力を使え!
論語から派生した朱子学(キリスト教っぽい)を侍は習う。そして商人のごとく経済を回す。
和魂漢才:大和魂を持って、昔の中国のノウハウ、能力で行け!
菅原道真がこう言った。そして彼は左遷されて大宰府へ行ったらしい。。。
神君遺訓:徳川家康が言った言葉で、怒りはダメ、ちょっと足らないくらいが調度いい。
家康は、論語の寄せ集め等々、ものすごい勉強家なんだそうです。
視:観:察
視:外側を見よ!表立った行動も見よ!
観:その行動の動機を知れ!
察:もっと深く観察せよ!何に満足や喜びを得ているのか。ただ、なんか良いこと言ってるだけかどうか見よ!
蟹穴主義:自分の身の丈に合った夢や生活を志せ!ここで言う、身の丈を知れ!っていうのは、自分の得意分野をみつけて、それに満足して社会貢献すべきだと言っているんです。
智:情:意 これがある人は完ぺきな人間であり、こういう人こそ品格がある。この三つを常識においておいて、習慣にしておくことが大事だ。
智:知恵があること
情:情愛があって優しいこと(これがないとトラブルになるかもしれない)
意:意思があること
完ぺきな人=偉き人 ではないそうです。
『どう生きるか?天命というものについて』の前に次のお話
『仁義(道徳)』と『富貴(お金)』について
仁義は永遠。愛こそすべて。これ以上進化しない。
朱子学はお金儲けはしてはいけない!っというがそうではない。
お金が汚いわけではない!お金をよく集め、よく散ぜよ!お金持ちは社会のためにお金を労働者に分配せよ!
孔子VSキリスト
孔子::紀元前の人 争いは避けられない時もある。争いは極力避けるけど、戦わなかったら余計に被害が大きいときもある。だから戦え!だが争うな。
キリスト:紀元の人 右のほほを打たれたら、左のほほをさらけましょう。争いは悪しきもの。
良き戦いと悪しき戦いがある。それを見極めろ!勝って優しくしろ!❝強くて優しい人❞