アナウンサー受験において、前哨戦ともいえるインターンは
とても大切なのですが、
では、実際、どんな内容をやるのか?
また、どんなところを見られているのか、
某地方局のインターンがとても興味深かったので、
実際の経験談をもとにお伝えしますね!
本物の声で自分を語り
自分を好きになる人を増やしたい
フリーアナウンサー&就活プロデューサーの内山久美子です。
今日もお読みいただきありがとうございます。
アナウンサーの内定をつかむには、
まずこの通称「インターン」に参加することが
重要だと言われています。
そんなアナウンサー受験のインターンですが、
地方局のインターンと言えども、やはり書類選考がある場合が多く、
なかなか参加までたどり着くのはハードルが高いとも言われています。
しかも、まだまだオンライン開催のインターンが多く
実際に現地のその局に行って、現場の空気を味わえるインターンは、
特に貴重です。
さて、そんな中、昨年の暮れに
まさに「神」のような地方局のインターンがあり、
そちらに参加した学生さんから
興味深い試験報告があがってきました。
・・・というのも、選考の方法が
まさかの?!
お~!!
抽選!!
・・・そう、参加の可否は通常の「書類&動画選考」ではなく、「抽選」という懐の広さ!(笑)
・・・とはいえ、実際、どういう「抽選」なのかは、私にもわからないのですが。。。
参加できた学生さん曰く
「それなりのレベルの学生さんが集まっていたように思いました」とのこと。
さて、そんな自然豊かな地方局(本社)でリアル開催されたインターン。
内容はざっと以下の感じだったそうです。
●開催時間ー約4時間
●参加人数ー30名前後の学生さんが参加し、
5人ずつのグループに分かれて行う
●内容
*会社案内
*原稿読み
*食リポ実習
*スポーツ実況練習
*アナウンサーによるお仕事紹介
*座談会
それぞれの実習のあとには、局のアナウンサーさんから丁寧なコメントも
いただけたそうで、すごく、経験値の上がる内容だったようです。
その中でも、ある学生さんが、特に印象に残った内容として挙げてくれたのが
食リポでした。
食リポと言えば、
一般的には、
食べ物をその場で食べ、
味などについて感想を言うことですが、
今回のお題は・・・
ミカン!!
だったそう。。。
うん、その地方の特産品でもありますし、なるほどですね!
ただし、そのミカンをいきなり食べるのではなく、
食べる前に、
チェックされていたことがあったそうで・・・。
それが、こんな流れでした。
自己PRをしたあと、箸でミカンを摘んで鏡餅の上に乗せ、
そのみかんを剥いて食べて感想をリポートする。
※鏡餅の上にミカン・イメージ
なに?
箸でミカンをつまむ?
ちなみに、これ、実際やってみると・・・
かなり重いです(苦笑)
それはさておき、
何を言いたいか、というと、
つまり・・・
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お箸の持ち方のチェックがあったということです。
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これを体験した学生さんからは
「実際、私は中指の使い方が違うね、とご指摘いただきました。
しゃべること以上に緊張しました。」
とのコメントも・・・。
あーでも、これ、わかりますね。
実は、食リポの際、お箸の持ち方に関しては、
アナウンサーだろうと、
タレントさんやレポーターさんであっても、
視聴者の方からご批判を受けることは
未だにあると言います。
お箸の持ち方が悪いと、
そちらが気になって、
肝心な食リポに集中できないというご意見が多いそう。
だから、ちょっと「チェックしておきたい」と思う、
テレビ局側に気持ち、よくわかります。
アナウンサーを目指そうと思っていらっしゃる方は、
是非、正しいお箸の持ち方、今一度、チェックしてみてくださいね。
ちなみに、このインターンにおける面接官のチェックポイントとしては、
リポートの上手い下手よりも、
きちんと大きな声が出るか、
言葉を紡ぎ続けることができるか、
…という点を見られていたそうです。
いかがでしたか、
地方局のインターン、
現地まで行くのは交通費や時間、労力がかかります。
※夜行バスイメージ
でも、それ以上に得られるものも大きいようです。
今後のあなたのアナウンサー受験のご参考にしていただけたら幸いです。
フリーアナウンサー
内山久美子
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聞きたくても聞けなかった、
アナウンサー受験の疑問に
就活講師歴22年の内山がズバッとお答え!
・アナウンサー受験はどこを見られてる?
・今からどんな準備をしたらいいの?
・受験にまつわるコネ・学歴・容姿の謎
基本、本音しか書いていません(笑)
あなたの背中をそっと押せたら幸いです。