11月26日発売の「週刊新潮」(12月3日号)にコメントを載せていただき、
改めて「ラジオの楽しさ・奥深さ」を教えてくれた
「走れ!歌謡曲」には、心から感謝です。
本物の声で自分を語り
自分を好きになる人を増やしたい
フリーアナウンサー&自己PRアドバイザーの内山久美子です。
週刊新潮をご覧いただいた皆様、
ありがとうございました。
かれこれ20年前・・・。
文化放送がまだ、東京・四ツ谷にあったころ、
私は深夜の「走れ!歌謡曲」という長寿番組の
火曜日パーソナリティーを3年ほど担当させていただきました。
27歳でフリーのアナウンサーになって、
初めてつかんだ「ラジオのレギュラー番組」
ラジオがやりたくて、フリーになったということもあって、
その時の嬉しさと高揚感は今でも忘れられません。
で、やっぱり「長寿番組」は凄かった・・・。
私が担当させていただいた時には、
すでに、30年の歴史のある番組でしたが、
番組を支えてくださっているファンの方の
年齢層も厚ければ、
番組に対する思いも熱い!!
私が初めて番組に登場する日に、
いきなり数百枚の「歓迎のリクエストお葉書」!!
(まだリクエストは、「ハガキ」の時代だったんですね~)
「ようこそ、走れ!ファミリーへ!」
「初めまして久美子さん。どんなかたか、今から楽しみです」
「お顔を想像しながら、聴かせていただきます」
という、まだ見ぬ私に、メッセージも沢山いただき
改めて、「大変な番組を担当させてもらうことになったな~」
・・・と一人プレッシャーをひしひしと感じていました。
さてさて、そんなこんなで初めて、スタジオのマイクの前に座り
ドキドキのデビューをしたわけですが、
いや~
ね~
もうこれがね~
大変なんですわ~~~。(*´ω`*)
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テレビとラジオの違いっていうんでしょうか・・・。
どうしゃべっていいか全然わからない!!!
そうなんですよ、
テレビ局のアナウンサー時代も確かに「しゃべる」ということはしてきたのですが、
ラジオで求められている「語りかけるような、人柄がにじみ出るようなしゃべり方」
というのが、全然、つかめないんです。
テレビ局時代、夕方のニュース番組のキャスターが長かったので、
「きっちり、正しく、わかりやすく、というニュース読み」が定着してしまっていた、
というのも一理あるのかもしれません。
だから、今でも思い出すとホント恥ずかしいのですが、
めちゃめちゃ、しゃべり方が「硬い」わけです。
ニュースを読むような延長で、リクエストも読んじゃう・・・みたいな。
この「アナウンサーしゃべり」と「パーソナリティしゃべり」との違いには、
ホント苦労しました。
同じ、しゃべる・・・という行為なのに、
テレビを見ている方に「しゃべる」のと、
ラジオの向こう側で、
おそらく一人で聴いてくださっているであろうリスナーに
「語りかける」
・・・の違い。
ホント、難しいな~と思いました。
正直、その後も一人しゃべりの苦手意識は、ずっとついてまわったのですが、
逆に「向いているかも!」と思えたこともありました。
それは・・・
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↓
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「ゲストとのトークコーナー」の聞き役でした。
相手がいると、それこそ水を得た魚のようにいくらでもしゃべれる私!!
ゲストコーナーの台本はあってないような感じで、
基本、パーソナリティにすべてお任せだったのですが、
その
「何もないところから、相手の方のお答えに臨機応変に対応して、
アクシデントも含めて楽しむ」
というのが、
私にとっては、とても心地よかったんですね。
※ゲストのとのトークコーナー
ゲストのことを事前に調べ上げて、
どんな質問をすれば、
相手の方が答えやすく、
また、魅力を引き出すことができるのか、
・・・そんなことを考えながら構成を練るのが
とても楽しかったです。
※美川憲一さん
結局、その後も、楽しいことは続く・・・ということなのか、
現在も
「トークショー」の進行には、よくお声をかけていただくので、
自分の適性を知る・・・ということでも、
とても有意義な時間だったと思っています。
※小林幸子さん
あ~、やっぱり、ラジオのことは話し出すと長くなりますね~。
ゲストの方のこととか、
裏話とか、
失敗談とか・・・
色々あります(笑)
まだまだ、語りつくせないので、
また改めて書かせていただきますね。
とりあえず、今日は、ここまで。
フリーアナウンサー
内山久美子
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基本、本音しか書いていません(笑)
あなたの背中をそっと押せたら幸いです。