「見た目」「話し方」「伝え方」を磨いてワンランクアップ!
「伝わる表現アドバイザー」の内山久美子です。
今日もお読みいただき、ありがとうございます。
今日はちょっと、親として考えさせられたことを書きますね。
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息子のクラスに先月やってきた転校生(Aさん)。
席が息子の隣になるということで、前日の息子の興奮&妄想っぷりったら、「笑える」の一言で、
《息子の妄想》
・髪は短い
・背は高い
・話し好き
・友人と一緒にトイレに行く
と勝手に妄想を膨らませ、それはそれはテンション高く登校しました。
あれから2週間・・・
息子の妄想は、「当たり前」に外れ(笑)
話を総合すると、Aさんは
『背は高いが、とても物静かで、趣味は読書。
スポーツはあまり好きじゃない』
とのこと。
そして、聞くと色々考えさせられる事が・・・。
まず、現時点での問題点としては、
『Aさんの歓迎会を兼ねたハロウィーンパーティーを企画しているのだけれど、Aさんが休みがちで、未だその歓迎会が出来ていないということ』(11月2日時点)
※世間のハロウィーンは10月31日に終わっています。(苦笑)
転校してきて約2週間、そのうちAさんが登校したのは6日間という(遅刻・早退を含む)
欠席の理由は「お腹が痛い」と「微熱」。
これを聞いて思ったのは、
転校生の「精神的プレッシャーの大きさ」
がいかばかりかということ。
小学校4年生・・・。
微妙な年ごろだと思う。
息子のクラス全体は「大ウェルカム状態」だけれども、
肝心のAさんの思いは計り知れない。
・極度の人見知りかもしれない・・・。
・もともと学校があまり好きではなかったのかもしれない・・・。
・Aさんが望んだ転校ではなかったのかもしれない・・・。
・・・色んな想像をしてしまうけれど、息子には、
『いきなり知らない友達ばかりの教室に放り込まれた、孤独と緊張で一杯のAさんの気持ちを思いやれる人間になって欲しい』
と、ただただ、願うのです。
でも、そうは言っても、実際お友達が休むと、同じ班のメンバーはそれなりの役目があり・・・。
休んだお友達にその日やった授業の内容やメッセージを書き込む『お手紙カード』(A4の大きさ)なるものがあり、これがなかなかちゃんとした代物だったりするので、これを短期間に何度も書かなくてはいけない・・・というのはそれはそれで大変だった模様。
最後のメッセージ欄も、「最近はいつも同じ言葉になっちゃう」と息子。
けれど、見方を変えれば、Aさんにとっても、この
「早く元気になってね」「学校で待ってるよ」
などのメッセージさえ、もしかしたら、
「学校に行かなくてはいけない」
というプレッシャーになっているのではないかと思ってしまうのです。
その真意のほどはもちろんわかりません。
今はただ、Aさんが早く新しい環境に慣れ、楽しい学校生活を送って欲しいと願うばかりです。
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さて、前述の延び延びになっている
「Aさんの歓迎会を兼ねたハロウィーンパーティー」
なんで、あえて「仮装」?と思ったら、皆の名前を覚えてもらうために、
各々が自分のイメージに合った服装で参加する・・・という意味だそうで、
サッカー好きな子ならサッカーのユニフォーム。
ダンスやってる子ならダンスのコスチューム、という準備をしているようです。
でも、さすがに子供たちも延び延びになっているこの会を楽しみにしているそうで、
ついに、来週、
『Aさんがいなくても歓迎会をやるか、やらないか』の話し合いをするそうです。
本人がいない歓迎会をやるべきか、やらないべきか・・・。
これを聞いた時、正直、どちらが正解なのか、私はわかりませんでした。
今、道徳教育の重要性が叫ばれていますが、
これこそ、生きた「問題解決」なのではないかと。
多分、どちらが正解というのはなく、
「皆で話し合った経過」そのものが「正解」なんだと思います。
そして、同じ親の立場として思うのは・・・。
「Aさんの親御さんの思い」と
「担任の先生のご苦労」
皆が納得する結果になりますように・・・。
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