ログアウトするボタンをいざ押そうとした時にじろーがログインしたことを教えるサインが目に入った。
じろーに挨拶しようかどうしよう…。
悩んでいたはずなのにあたしの指はじろーへの内緒話をし始めた。
『おはよー!』
普通に挨拶してしまった。
返ってきた返事が、
珍しくあたしを呼び出す内容ではなかった。
それでもいつも通りのじろー。
「あたし、今日で引退するんだ。
楽しかったよ。
ありがとう。」
と言った。
最初はあたしの言葉を全く信じてもらえなかったんだけど、信じたのか場所を指定してきた。
そこはPKKの領土。
襲撃がない限りは決して足を踏み入れない場所。
瞬間的に嫌だと強く思ったけれど、引退するんだし、なにも盗られる物もないし、殺されようが構わないんだと考え直してじろーのところへ飛んでいった。
「なぁ、さっきの話は本当?
話聞かせて。」
まだ信じてくれないのか…。
じろーは珍しく狩りをしていた。
その場所は、対人が出来てしまう場所だった。
じろーはあたしの周りを障害物で囲って入口はじろー自身が盾になるようにした。
『それでもさゆをみたPKKがオレごと攻撃してくるかもしれないからその時はすぐに飛んで欲しい。』
そう言われた。
隣り同士に立っているのにあたしたちは内緒話で話した。
さゆの声が聞こえたら集まってしまうかもしれないから、と。
そこまで気を遣える人はまずいないだろう。
あたしは今じろーに守られている…そう思った。
それならばと狩りのサポートをしようとしたけれど、それじゃあ守っている意味がないと言われた。
そして今までの経緯を話した。
なぜここまで啓二とこじれてしまったのかを。
じろーに挨拶しようかどうしよう…。
悩んでいたはずなのにあたしの指はじろーへの内緒話をし始めた。
『おはよー!』
普通に挨拶してしまった。
返ってきた返事が、
珍しくあたしを呼び出す内容ではなかった。
それでもいつも通りのじろー。
「あたし、今日で引退するんだ。
楽しかったよ。
ありがとう。」
と言った。
最初はあたしの言葉を全く信じてもらえなかったんだけど、信じたのか場所を指定してきた。
そこはPKKの領土。
襲撃がない限りは決して足を踏み入れない場所。
瞬間的に嫌だと強く思ったけれど、引退するんだし、なにも盗られる物もないし、殺されようが構わないんだと考え直してじろーのところへ飛んでいった。
「なぁ、さっきの話は本当?
話聞かせて。」
まだ信じてくれないのか…。
じろーは珍しく狩りをしていた。
その場所は、対人が出来てしまう場所だった。
じろーはあたしの周りを障害物で囲って入口はじろー自身が盾になるようにした。
『それでもさゆをみたPKKがオレごと攻撃してくるかもしれないからその時はすぐに飛んで欲しい。』
そう言われた。
隣り同士に立っているのにあたしたちは内緒話で話した。
さゆの声が聞こえたら集まってしまうかもしれないから、と。
そこまで気を遣える人はまずいないだろう。
あたしは今じろーに守られている…そう思った。
それならばと狩りのサポートをしようとしたけれど、それじゃあ守っている意味がないと言われた。
そして今までの経緯を話した。
なぜここまで啓二とこじれてしまったのかを。