こんばんは。シュガーです。


チョコが知っている楽しみの1つに「考える」という楽しみがある。

地味な外見とは裏腹に、実は常にアレコレ考えて楽しんでいるという、退屈知らずのチョコ。

そんなチョコを観察し続けて確信したことがある。


「考える楽しみこそ、幸せの秘訣だっ!」


人に流されることなく、世間に惑わされることなく、マイペースで生きているチョコ。

現代の中学生なのに「何のためにケータイがいるの?」とか聞いてくる。

ひとえに考える楽しみを知っていて、退屈しないからとしか思えない。


アイスはまだ「考える」楽しみは知らないようです。むしろ嫌いかも。

「考える」楽しみを知らないということは、チョコを見ているとデメリットにしか見えないので、どうにかして教えてあげたいなぁ。でもどうやって。。。と気になっていました。


今日チャンスが到来しました。

算数の宿題がわからないと言ってきました。

コンパスで描かれた模様を再現してみよう!という問題。

問題を見たとき、不覚にもぎょっとしてしまいました。態度には出しませんが。

こういう問題が解けない人間がいるという噂は聞いていたけれど、こんな身近にいたとは!


もちろん答えを教えたりしません。

ヒントを出して、そっとしておきます。


🍦 わっかんないよ~!答え教えてくれたっていいじゃんかよ~!


案の定怒り狂って、言葉遣いも悪くなり、私に悪態をついてきます。


🍬 ん?大丈夫だよ~。アイスは自分でわかるよ~。


そっと言って、また放置。


その後も悪態をつきつづけますが、スルー。

そのうちに


🍦 あ、もしかしてこうかな。。。?


となり、考え方が合っていたので


🍬 そう、そうだよ。合ってる合ってる。あと一歩だね。


励まします。


ここからもけっこう時間がかかったけれど、最後には自分の力で正解を導き出すことができました。


できたときは、今まで見たことがない感じの、達成感の混じった嬉しそうな顔でした。

太鼓の達人で「千本桜」の裏をクリアしたときよりも晴れ晴れとした、誇らしげな顔でした。


たった1問に20分ぐらいかかってしまい、残りの宿題は明日の朝へと持ち越しになりました。

でも、これでいい、というか勉強ってのは本当はこういうものだと思う。


考える楽しみを知ったアイス。

これでもう安心。。。とはいきません。当然。


これから何度も何度も、同じような経験を繰り返して、やっと「考える」ことも楽しみのひとつだということが当たり前のことになるのでしょう。

ラッキーなことにアイスはまだ小三。

チャンスは無限に訪れるはずだ。

不要な口出しだけはしないように頑張ろう。