こんばんは。シュガーです。



ちょっと時間はさかのぼって冬休みのこと。


補習授業や部活に忙しく、宿題がなかなかすすまないチョコ。


その時の目標は 「とにかく宿題を全部終える」 だったので、私も少し手伝いました。


本当に少しです。


私ができることなんて本当に少なかったから。



その 「少し」 のなかに 「論文の下書き」 という作業が入っていました。


チョコはいろんなことを考えるのは好きなのですが、それを文章にするのは大嫌いです。


ついでに文字を書くということ自体も大嫌い。


論文を原稿用紙に書くのはチョコ本人がしなければなりませんが、下書きなら書けるので、私が下書きを書きました。



主題や論点を2人で考え、それを元に私が文章を作りました。


私が規定の枚数分の文章に作り上げ、チョコがその下書きの語尾や単語を自分のしっくりくる言葉に直しながら書き写す。


そういう流れで論文を完成させることができました。


文章の骨格は主にチョコが作り、それに私が肉をつけて、色をつけて文章を作り上げたという感じです。



この宿題の論文は、実は学校で行われる大会に提出する用のもの。


中学一年生の恒例の行事のようです。


初めてなのでその大会がどの程度の規模なのか。


全校生徒の前で発表するのか、一学年だけなのか、それとも全校生徒+父兄なのか。


今のところ全然わかりません。



天罰が下りました。



ええ、その通り。


チョコの論文がクラスの代表に選ばれてしまいました・・・。


1クラスから1人しか選ばれないというのに・・・。



目立つことや人前でプレゼンをすることなどが、大嫌いなチョコなのに。


大会の代表に選ばれるって・・・。


同情を禁じえません。



チョコレート 大会の代表に選ばれた・・・。


キャンディー え?!マジ?!最悪!!

  あんたそんなの大嫌いじゃん?!


チョコレート そうだけど・・・。


キャンディー あ~~~~~。ごめんね~~~。

  母さんの文章が



上手すぎて~~~!

おほほほほ~~~!



チョコレート あ~はいはい。



軽くながされてしまいましたが。



私の文章が上手いかどうかは別として、チョコと私が選んだ主題は、確かにちょっと特殊だったと思う。


それに論文の内容も、ちょっと変わった視点で書かれていたとも思うし。



でも、なんと言うか 「学校用」 に美辞麗句を連ねたわけでもなければ、「良い子」 の体裁をつくろったわけでもない。


ただ、チョコが普段から感じていること、思っていることを、私が文章にしただけなんだけど・・・。


なんか・・・こんなことになっちゃったよ。ありゃりゃ~。



やっぱ、神様ってのはいるんだね。


こんなズルをした親子には、ちゃ~んと天罰が下るんだね。



私は、しばらくは多少の罪悪感にかられるし、チョコは 「大勢の前で発表する」 という、自分が最も苦手なことをしなきゃならないんだから。


後は大会で優勝したりしないことを祈るだけ。


そんなことになったら、私、立ち直れないよ~。



神様ごめんなさい。


もうこんなズルはしませんから、それだけは勘弁してください。