国立音楽院で学院生対象のマスタークラスと
セッションをするということで、
ひっそりと潜入しました(笑)。
でも、あたりまえだけど、
潜入、バレまして、・・・
歌わせてもらいました・・・とさ。
それで、キャシーさんが、
私に対するスキャット指導をしてくださる
ということで、一緒にスキャットをすることになりました。
2人で、向かい合って、
You'd be so nice to come home toの
コード進行に沿って即興で歌います。
もちろん、超緊張しましたが、
もう、相手がキャシーさんだったら、
すべて、お任せですよ!!
キャシーさんが、仕掛けてくださる世界に
乗っていくだけ!!
声で答えていくだけ!!
時々、変な音が出て、一瞬、
「あ~~~、ダメだ!!」って
気持ちが音楽の世界から
離れてしまうけど、
すぐ、戻るように頑張りました!!
どうするかっていうと、
「相手に!相手の声に集中する!!」
「何?何?」って、
相手の言葉を聞くようにする。
逃げない!!
怖くても、そこにいる!!
相手に集中する!!
その瞬間、そこで生きるために。-----
昔より、そういう度胸がついたと感じました。
これまで、Sheila JordanさんやJay Claytonさんの
ワークショップなどで即興で歌う回数を重ねてきたのもあると思うし、
やってて、思ったのは、
メソッドやマイズナーテクニックと言われる
演技法のワークショップに通っていたのも
案外、役に立っていると思いました。
メソッドやマイズナーテクニックなどと
言われる演技の訓練法は、
役者さんが、
「真実の演技」「本当のリアルな演技」が
出来る様にするための訓練法なんだけど、
「そこにいること」
「相手ときちんと交流すること」
「感じたことをそのまま出す」
ということを訓練していきます。
それが、良い演技者・表現者になるのに
大切なことなんだそうです。
まあ、演技のことはよく分かりません。
でも、ジャズボーカリストにとってもメチャクチャ大事じゃ~ん!!
と今回、思いました。
音楽も、本当は交流なんですよね。
そして、その瞬間、そこにいる、そこで生きる!!
ってことが、とても大切です。
そんなことを実感させてもらえる、素晴らしい機会でした。
とってもHappyでした≧(´▽`)≦。


