ジャズヴォーカルも、演技も同じ。相手に集中すること、交流すること。その瞬間を生きること。 | あなたの夢を叶えるボーカル教室~28歳で公務員をやめてボーカル講師になった理由~東京都日野市

あなたの夢を叶えるボーカル教室~28歳で公務員をやめてボーカル講師になった理由~東京都日野市

私は公務員の仕事を辞めて、ボーカル講師になりました。
好きなことを仕事にしたい方、自分の声や歌にコンプレックスをお持ちの方、ジャズボーカリストになりたい方へ、私と教室の色々を綴ります。

昨日は、Cathy Segal-Garciaさんが、
国立音楽院で学院生対象のマスタークラスと
セッションをするということで、
ひっそりと潜入しました(笑)。

でも、あたりまえだけど、
潜入、バレまして、・・・

歌わせてもらいました・・・とさ。

それで、キャシーさんが、
私に対するスキャット指導をしてくださる
ということで、一緒にスキャットをすることになりました。

2人で、向かい合って、
You'd be so nice to come home toの
コード進行に沿って即興で歌います。

もちろん、超緊張しましたが、

もう、相手がキャシーさんだったら、
すべて、お任せですよ!!

キャシーさんが、仕掛けてくださる世界に
乗っていくだけ!!
声で答えていくだけ!!

時々、変な音が出て、一瞬、
「あ~~~、ダメだ!!」って
気持ちが音楽の世界から
離れてしまうけど、

すぐ、戻るように頑張りました!!

どうするかっていうと、

「相手に!相手の声に集中する!!」

「何?何?」って、
相手の言葉を聞くようにする。

逃げない!!
怖くても、そこにいる!!
相手に集中する!!

その瞬間、そこで生きるために。-----


昔より、そういう度胸がついたと感じました。

これまで、Sheila JordanさんやJay Claytonさんの
ワークショップなどで即興で歌う回数を重ねてきたのもあると思うし、

やってて、思ったのは、

メソッドやマイズナーテクニックと言われる
演技法のワークショップに通っていたのも
案外、役に立っていると思いました。

メソッドやマイズナーテクニックなどと
言われる演技の訓練法は、

役者さんが、
「真実の演技」「本当のリアルな演技」が
出来る様にするための訓練法なんだけど、

「そこにいること」
「相手ときちんと交流すること」
「感じたことをそのまま出す」

ということを訓練していきます。

それが、良い演技者・表現者になるのに
大切なことなんだそうです。

まあ、演技のことはよく分かりません。

でも、ジャズボーカリストにとってもメチャクチャ大事じゃ~ん!!

と今回、思いました。

音楽も、本当は交流なんですよね。

そして、その瞬間、そこにいる、そこで生きる!!

ってことが、とても大切です。

そんなことを実感させてもらえる、素晴らしい機会でした。
とってもHappyでした≧(´▽`)≦。