こんにちは。
日野市高幡不動駅徒歩5分
なりたい自分になれるボーカル教室
ボーカルコーチのAmaneです。
今回は、'S wonderfulという曲がワンダフルな理由(わけ)の続きということで、<br>'S wonderfulという曲がワンダフルな理由(わけ) その1はこちら
Kさんのレッスンでは、
メロディーのナンバリングをした後で、
メロディーの意味を話し合いました。
曲やメロディーを「ストーリー」に例えると、
ナンバーの1番が、
(キーがCならば、ドの音)
主人公です。
音楽用語では、主音という言葉もあります。
ナンバーの1は、根音、ルートとも言います。
植物で言うなら根っこ。土台。
また、お家みたいな存在です。
帰ってきて、安心できる場所です。
今回は、音符を「人」に例えてみました。
1が主人公なら、
メロディーの最初に出てくる
5と3は、どんな人物でしょうか?
私は、1番(ド)の主人公に対して、
3番(ミ)と5番(ソ)は、
親友なのではないかと
思いました。
とっても、仲良しの3人。
3人で美しいハーモニーが
出来ます。
童謡にも、
ドミソを使ったメロディーは
多いですよね。
ドミソ、135の組み合わせの
メロディーは、とても親しみやすく
平和的です。
この分析を思いついた時、
私が、この曲を好きな理由が
初めて分かった気がしました。
最初の8小節は、
135の音しか出てきません。
だからこそ、
無意識の安定感というか、
美しさがあるのではないかと
思います。
歌っていると、
とっても気持ちがいいのです。
平和的な気持ちになります。
最初の8小節は、
553 51~♪と
最後に1に(お家に)帰りますが、
次の8小節の最後は、
553 56~♪と
6が出てきます。
それは、
Bのセクションに行くためです。
AセクションからBセクションに
行くために、5→6の階段を
あがって、1(お家)にたどり着きます。
ちなみに、
6は、兄弟みたいな存在かな?
とKさんと、お話しました。
音楽理論的には、
6番は、どちらかというと
1番の仲間になります。
なので、兄弟にしてみました。
そして、
Bセクションはこんな感じです。
17 777 #177
You've made my life so glamorous
777 7777 766(♭6)
You can't blame me for feeling amorous (oh!)
とにかく、7のオンパレード。
1と7と6という隣り合う音の階段を
行ったり来たり。
7番って、人に例えたら、
誰でしょうね・・・?
主人公の1番にとって、
7番は、隣り合う一番近い音。
でも、スケールで考えれば、
一番遠い音です。
ライバルですかね?
と私が言うと、
「夫婦かな?」
とKさんの一言。
一番近くて、
一番遠い・・・存在
なんか深いです!!
(^o^;)
さすが、
いろいろな人生経験をされていて、
知的なKさんのお言葉ですヘ(゚∀゚*)ノ。
音楽的には、7番は導音と言われ、
1番に行きたいという強い力を
持っている音です。
「7番があってこそ」の1番
「1番があってこそ」の7番
そう考えると、
夫婦という例えは
ぴったりだと思いました。
そして、また、
553~♪というサウンドに
戻ります。
メロディーの最後は、
5→3→1~♪
と、1番に帰るんですよ。
音楽的には、終止と言いますが、
最後は主人公がお家に帰って、
「めでたし、めでたし」
となるのです。
このように、
メロディーを分析すると
その曲の秘密が
分かることも多いです。
そんな機会をくださった
Kさんに、感謝です。
'S wonderfulが、
ワンダフルな理由が
分かっていただけましたでしょうか?
♪がってん、がってん♪(NHK風)
今回の分析は、
私個人の見解ですm(u_u)m。
ご了承ください(*v.v)。
そんな、Peaceをくれる
'S wonderfulを
これからも歌っていきたいと
改めて思ったレッスンでした。
読んでくださってありがとうございます。
Bye now!!