どこから食べる?“羽根付き 薄皮たい焼き”
みなさんは、魚が空を飛ぶという話を信じますか?
僕は見てしまったのです。
「羽根」のついた鯛が、空を飛んでいくところを……。
こんにちは!
本日は少し曇ってはいますが、夏を思いっきり感じさせる日ですね。
これからもっともっと暑くなって、夏本番に向かうのでしょうか?
とにかく、僕の大好きな季節の到来です!!
今日は、和菓子の研究が目的です。
ケーキに比べると、和菓子の知識はまだまだ浅いのが悩み。
奥の深いジャパニーズスイーツも押さえることで、僕はまた一つ成長できると思うのです!
正午をまわったオフィス街――神田。
ネクタイを緩めて歩くサラリーマンや、同僚と一緒にランチへと向かうOLさんをあちらこちらに見かけます。
午後からまた仕事なんだろうなと思いながら、そんな人たちを横目にスイーツを食べに行く僕は、少し優越感。
すれ違いざまに「お疲れ様です。」と、心の中で唱えます。
ビル群の真ん中にその店はありました。
今年でちょうど創業100年を誇る老舗の和菓子店、
それが『神田達磨』。
この暑さにも関わらず列を作るお客さんの姿が、このお店の人気ぶりを伝えてくれます。
僕も負けじと、急いで列の後ろへとダッシュ!
メニューは一つのみ。
迷い無く、「それ」を一つだけ頼みます。
ようやく買えて、歩き出した……その時!!
「それ」が空に飛び出し、逃げていこうとしたのです!
走って追いかけ、ようやく捕まえることができました。
そうです。
これがその正体、“羽根付き 薄皮たい焼き”です!
羽根とは、バリと呼ばれる薄皮の部分を指すそうです。
ここのたい焼きは、あえてバリを残すことにより、
絶妙な食感を作り出すことで有名なのです。
まるで、鯛の化石の姿焼きみたいですね!
ずっしりと重く、たっぷりのあんこが入っているのを想像できます。
せっかくなので、バリから大事にいただくことにしましょう。
頭から派、しっぽから派、なかには背中から派なんて人もいるようですが、みなさんはどこから派ですか?
僕は、一番おいしいところを最後に残しておく派です。
もちろん、あんこのたっぷり詰まった頭が最後ですよ!
まずはひとくち目。
羽根がパリっと音を立てます!
香ばしく、おせんべいのような歯触り。
また、あんこを包む皮は、もっちりと弾力があり、羽根の食感との対比を楽しめます。
あんこはふっくらしていて、甘さ控えめ。
ホクホクとした小豆のおいしさが伝わってきます。
あんこと薄皮の生地のみというシンプルな食べ物ながら、
長年、多くの人に愛されてきたこのたい焼き。
形を少し変えるだけで、こんなにも味わいが変化するとは驚きでした!
やはり、日本の伝統を駆使したスイーツ、和菓子は奥が深い!!
出来たて買いたてを、駅に戻るまでに一匹ペロリ。
おいしさに夢中になりすぎて、兄弟へのお土産を買うのをすっかり忘れていました!
急いでお店に逆戻り。
列に並び、再びホカホカのたい焼きをゲット!
たい焼きにはやっぱり熱~いお茶でしょ。
夕飯後の楽しみを想像しながら家路につくスガっちなのでした
都営新宿線 小川町駅 徒歩1分
東京都千代田区神田小川町2-1 日米商会ビル1F
(TEL)03-6803-1704