パレスホテル東京のクリスマスケーキが発表。
1500円〜7万円までのケーキが揃った、パレスならではの幅広いラインナップ。窪田シェフが手がける抜群の味に、芸術性の高いデザインと、今年も圧巻のクオリティ。
ファンが多い毎年恒例の特別シュトーレンも登場し、どこを切り取っても見どころしかないクリスマス商品です。
限定30台の「シャポー」
チョコで出来た赤いニット帽を外すと、さらに真っ赤なケーキが登場する華やかな仕掛け。
中はホワイトチョコのムースを軸に、ベリーを合わせた構成。面白いのが、リュバーブ(ふきに似た野菜)のジュレも使っているところ。
まろやかさな甘みに酸味のアクセントが効いた、絶妙な仕上がり。
限定50台の「ボワ・ド・ノエル」
朽ち果てた木から命が生まれるところをイメージしたもの。
外から見えないけど、中にチーズムースと柚子クリームを重ねたチーズケーキを忍ばせ、力強く爽やかな甘みが最高。
上には、色鮮やかな球体のムースや、レミントン(ココナッツをまぶしたスポンジケーキ)をトッピングし、繊細な演出に見惚れちゃいます。
限定150台の「サパン・ド・ショコラ」
漆黒の中に凛と育つ、もみの木をイメージしたそう。
ミルクチョコのムースを軸に、グリオット(さくらんぼ)のジュレ、ピスタチオの生地を合わせ、カットした断面も美しい。
口どけも良く、間違いないチョコレートケーキならコレ。ツリーをトッピングした、大胆なデザインも魅力的。
クリスマスカラーの小型ケーキ「プティ・ア・プティ」
1人で食べても、2人でシェアしてもいいサイズが嬉しい。
赤はホワイトチョコ、緑はミルクチョコのムースケーキ。構成は、ホールサイズの「シャポー」と「サパン・ド・ショコラ」のミニ版のイメージ。
2個買って贅沢に食べるのも大いにアリ。
限定10台の7万円のケーキや、定番のショートケーキとは別に素材にこだわり抜いた1万円超えの高級ショートケーキは今年も君臨。
尾上松也さんも大好物な名物マロンシャンティイは、クリスマスのみ特大サイズが販売。
この時期にしか現れない大きな雪山に、一度は挑戦したいところ。
パレスといえば知る人ぞ知るシュトーレンの宝庫。
和素材を用いた人気のボーネンシュトーレン、焙じ茶シュトーレンを含めた全4種類が登場しました。
今年は定番のプレーンシュトーレンをマイナーチェンジ。パスティスという65種類の薬草やスパイスが入ったお酒を新たに入手し、ドライフルーツに漬け込むと、理想の味になったそう。
そして、中でもその一年の為だけに作られる、数量限定シュトーレンは注目度が凄い。今年は黒糖、プラリネ、バナナを掛け合わせた、他では絶対に体験できない味。味もさすがの美味しさ。
こちらは星シェフの元で四年間シュトーレンに携わって学んだ方が発案し、製作を担当。途中コロナの影響でなかなか試作が進まない中、挫けることなく向き合った努力の結晶と、星シェフも認める素晴らしい仕上がりです。