よろスィーツ!!
スイーツ芸人のスイーツなかのです!!

京菓匠 七條甘春堂(京都)

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『季菓 天の川』
972円(税込)

まず説明無しにじっくりと見てほしいです。
美しさに目を奪われて、戻ってこれなくなるくらい引き込まれませんか。
「七夕の世界」を、和菓子の世界で表現しています。
 

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毎年6月から8月にかけて発売される、大人気の季節の羊羹です。
京都に本店のある和菓子屋さんですが、関東はじめ全国で発売。
毎年ぼくも買いたい!!と思っていたのですが、売切だったりとなかなか買えず。。
今回は前もって予約して、お取り寄せで念願のご対面!!!
 

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天の川の情緒感じるフォントが可愛いですね。
袋から取り出してみると、イメージしていたよりも美スィーツ!
 

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天の川を手に取った初めての瞬間。
 

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様々な角度から見てみると、全部で3層からできていることがわかります。

 

 

 

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深みのある青色の上層の部分が琥珀羹(こはくかん)というパーツです。
琥珀羹は、水飴や砂糖を寒天と合わせて固めたもので、透き通るような涼しさを表現する際に使われます。
なので、夏のこの時期から和菓子界ではよく見られるそうです。

 

 

 

 

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そして、挟まれた白色の層が味甚羹(みじんかん)というパーツです。
もち米をもとにした粉から作られるもっちりした味わいです。
つるんとした琥珀羹と食感も変わり、口の中を楽しませてくれます。

 

 

 

 

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最後の層は、小倉羹(おぐらかん)というパーツです。
小倉羹は、小豆の練り羊羹に小豆の蜜煮をそのまま合わせたもので、小豆のつぶつぶ食感をそのままに、ほっくりした甘さが強く感じます。

 

 

 

 

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3層で表現した、天の川。
七夕という、儚くも美しい世界観が見ても味わっても楽しめます。
四季の彩りや、文化の物語性は、和菓子だからこそ表現できる美しさや尊さがあって、奥行きが感じられるんですよね。

この「天の川」のように、美しいもの。
きっといまは「フォトジェニック」という言葉で括られること多いかと思います。

個人的にはあまり好きな括りではないのですが、そういう紹介のされ方で知った人がそこで終わらずに、そこからもっと向き合ってくれたらといつも思います。

もう一歩踏み込んで、いまそこに存在するということ、そして消えてしまうということ、まるで織姫と彦星のように、物語性や瞬間性の美しさを感じてくれたら、そのスイーツにとっても嬉しいのかなと、自分勝手ですが思います。

と。
少し話はそれましたが手土産にもこの季節オススメですのでぜひ!

ナイスィーツ!

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