![イメージ 1](https://stat.ameba.jp/user_images/20190711/12/sweetsnakano/32/e8/j/o1600120014498644027.jpg?caw=800)
![イメージ 2](https://stat.ameba.jp/user_images/20190711/12/sweetsnakano/bb/b4/j/o1600120014498644037.jpg?caw=800)
四季の友
1296円(税込)
骨董通りを歩いていくと、優雅にゆれる柳の木が目に入る。
その下に、木のぬくもりがやさしい、小さな菓子屋さんがある。
昭和10年創業の老舗で、現在は2代目の店主が、お店の味を守り続けている。
他への店舗もなく、暖簾分けなどもしていない。
菊家の味は、青山の地でしか食べられない。
色鮮やかなイラストが描かれているこちらの商品は友禅の技法を用いて作られ、季節ごとに絵柄が変わる。
いまは、つくしや桜など春の訪れを感じさせるあたたかい絵柄となっている。
![イメージ 3](https://stat.ameba.jp/user_images/20190711/12/sweetsnakano/53/7a/j/o1600120014498644044.jpg?caw=800)
もなかのような食感の薄いせんべい生地で、ピンク色の錦玉(寒天のような食感のゼリー)が挟まれている。
ぷるんとした錦玉の甘さはひかえめで、涼しげで上品なくちあたり。
食べても美味しく見ても味わえるので、お茶菓子や手土産としてもぴったり。
実は、こちらの商品は作家の向田邦子さんがとても好んだ逸品でもある。
向田邦子さんは、菊家のファンでエッセイの中にも菊家の和菓子が登場したこともある。
四季の友は、取材旅行に行く際はよくもっていったそうだ。
一時は販売を休止したものの、向田邦子ファンからの熱烈な要望に応えて復活した。
作家も愛した四季折々の美しい和菓子をぜひ。
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