尖閣諸島問題に端を発した、中国との関係悪化も、同じく北方領土を巡るロシアとの関係も、また世界経済の低迷も世界規模の異常気象も、どれも大変気になります。


が、解決するための手掛かりは、実に身近なところで、シンプルだったりするように思う。


高齢化社会に向けての、年金や介護福祉に対する制度の問題、地方の医師不足や脳死判定による臓器移植の法律などの医療問題、全国的に一向に減らない児童虐待…


問題に大小はない。


性格が違うだけで、どれも当事者の人たちにとっては大変な問題だ。


ただ、掘り下げて考えていくと、やはり人と人との係わり合いによるものだとわかる。


豊かさを捨てよ、とは思わない。

ただ、あまりに利己的な上昇志向は、これからの社会には必要とされない。


他を思いやる精神の構築。

それにはとにかく「教育」が肝心だ。


世界は「他に勝つための教育」から、「他と共存するための教育」へと還らなければならない。


「我々は正しいことをしている」と自負し、正しくないものを廃除するか見て見ないふりをする人がいる。


必要なのは正しいか正しくないかの問題ではないことに気付いていない。


下手に崇高なものを崇める癖もどうかと思う。


種を存続するためだけに生きているわけではないだろうが、人間だって動物だ。


自分を存在させてくれた大いなる奇跡と歴史を尊重し、さらに未来が平穏で輝かしいものであるために、僕たちはとにかく子供たちに愛と感謝を教えていかなければならない。


そのために自分に何ができるか?


常にそれを考えて生きていれば、自ずとやるべきことは見えてくる。


崇高なものなんてない。


生きるとは実に土臭いものだ。