昨日は日本橋三越へ「千家十職の軌跡展」を観に行ってきました
先週出張で留守だったので、私がこれを見たのは日曜日で、行きたい、と思いました
残念ながら三千家によるお茶席は、表千家不審庵、裏千家今日庵、武者小路千家官休庵、それぞれ2日ずつで9/5まで、1人なのでお茶は頂かないかもですが垣間見れるかなと
その数百年もの間、美意識のDNAが受け継がれてきた茶道具約250点を展覧いたします。」
8/30の読売新聞の記事も展示してありました(共催読売新聞社だからね)
入口には三千家からの胡蝶蘭が並んでいました
「茶の湯の大成者である千利休から400年以上も続く千家の茶道。
その千家好みの茶道具を制作する十の職家を「千家十職」といいます。
大正12年5月、三越大阪店にて「千家十職茶器陳列会」を開催し、そこで「千家十職」が命名されました。
本展では、三千家の各お家元にて代々伝わる「名品」「代表作」を始め、千家十職の各職家や美術館所蔵の茶道具を一堂に展覧します。」
・楽家 楽焼・茶碗師
・大西家 釜師
・飛来家 一閑張細工師
・土田家 袋師
・中村家 塗師
・黒田家 竹細工・柄杓師
・奥村家 表具師
・駒澤家 指物師
・中川家 金物師
それぞれが当代十三〜十七代目
駒澤家は逝去後空いてましたが、ようやく十四代の甥の子息が後を継ぐべく修行中で、中川家は2008年に十一代逝去後空席とのこと
歴史と伝統と技を繋いでいくことは大変なことだと感じました
黒楽、赤楽、棗、香合、釜などなど
1つ1つゆっくり見て回ったので、1時間半はかかりました
茶道は少しかじりましたが、精通しておらず、これらがどれほど素晴らしいものなのかは本当にはわかりませんが、素晴らしかったです
三越本館の吹き抜けを5階から見下ろしてみました
中央ホールの吹き抜けの天井はステンドグラス
現在の店舗は1914年に建設されたもので、築102年、エスカレーター、エレベーター、スプリンクラー、暖房装置のある最先端の建築だったようです
日本橋高島屋に続いて、百貨店として2つ目の重要文化財指定だそうです
この中央ホールの吹き抜けは5階まであり、2階のパイプオルガンは1925年に輸入されたもの、1960年には天女(まごころ)像が設置されています
1階に下りて見上げてみました
久しぶりに電車で出かけ、サンダル履いたら足が痛くなり、夜は足を上げたりマッサージしたり、やっぱりスニーカーは楽です
「千家十職の軌跡展」は9/12(月)までです
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