震災直後、お買い物にも出ずにじっと家にいました。
14日にパンと牛乳だけ買い、21日にもパンと牛乳を買いに出かけただけ。
1人1つらしい、と聞いたので、21日は娘に一緒に行ってもらいました。
おかげで、パン2斤、牛乳4本が買えました。
娘は、終業式もなく春休みに入り、部活も中止となり、塾にも通ってないのでほとんど毎日、家に居ます。
お買い物から帰って、2人で、マリアージュ・ド・ファリーヌに行きました。
街のスーパーやコンビニにパンがなくなっても、パン屋さんやブーランジェリーにはパンはあるのです。
こんな時だからこそ、自分に出来ることをしなくては、と辻口さんも言っていらっしゃいました。
普段通り、いえそれ以上に頑張って、経済もまわさないと。
そして、レジ横には、募金箱もありました。
おやつに、久しぶりに、このお手軽なバームクーヘン袋を買いました。
フロレスタ・ドーナツもそうだったけど、この窓付きの袋、かわいいですよね。
本日バウム (315円)
コンフィチュール・アッシュで売られている、米粉のバームクーヘンだと思います。
結構たくさん入っています。
チョウナンとジナンの分もちゃんと取り分けておいて、娘と温かい紅茶を淹れて、ティータイム
ふわっと口の中で溶けるような軽い食感ですが、しっとりしてとても美味しいです
おうち用にとってもお得ですよ~
震災後すぐに、辻口さんが「世界中のヘリコプターを呼んで、このがれきの下にいる人達を早く助けてあげて欲しい」と書いていらっしゃいました。
輸送手段も道路も断たれたなら、物資を運ぶのはヘリコプターしかない、と。
石川県出身の辻口さんは、能登地震の時も、現地に入り、幼稚園や保育所を回って、ショートケーキ(辻口さんにとって、ショートケーキはとても思いのあるものなのです)を作ってまわったそうです。
今回、何かしなければならない、何かしたい、といろいろ考えて、スイーツを届けようと奔走されました。
支援物資届けられても、役所どまりで、それぞれの手には届いていないのをもどかしく思い、自分で動かなければと。
自らスタッフと3tトラックに、和ラスク25,000、YUKIZURI3,000、モンサンクレールショコラ300を乗せて、東北へ。
岩手、宮城、自分達でまわって、スイーツを届けたそうです。
そして、和倉温泉にある自店、ルミュゼ・ド・アッシュ5周年記念として、たくさんの人たちと5mのロールケーキを作り、その販売金を義援金とされたそうです。
そして、被災された東北の方に、パティシエさん、販売員さん、を募集されました。
今回、本当にたくさんの方が、ご自分の特製や立場を生かして、自分に出来ることを考えて、実行されていらっしゃいます。
こんな日本もすばらしいですよね