渡米当初、息子は幼稚園の年長さん・娘は3歳手前でした。
5年間の駐在期間中、子供たちの教育はどうしていたかというと
ゆるーく。どこまでもゆるーく。です。
渡米後、年があけた春に日本の学年では新一年生となりました。
現地校に通っているのでセオリー通り、週に一度ある日本語補習校へ通い始めました。
そういうものだと思っていたので。
週末に数時間、算数と国語だけ学ぶ。
もちろん日本の小学生の授業量には圧倒的に足りないので、当然大量の宿題が出ます。
それだけでも週末に向けて毎日こなすのが大変だったのに加え、現地校の宿題ももちろん出ます。
近所に同じくらいのタイミングで他国から越してきた年の近いお友達がいて、お互いカタコト仲間として毎日のように放課後あそびに誘ってくれていたけど、宿題が終わっていないから遊べない・・とお断りする日が増えていきました。
まだ一年生なのに・・大変すぎじゃない・・?
もっと遊ばせてあげたいよね。
週末だって家族で出かけたり、町のイベントに参加したりしたいよね。
現地校には日本人がいなかったので、日本語環境にいる事が子供への情緒の助けになるということは理解していましたし、クリスマスだったかな?劇をしたのは良い経験でしたが・・・
我が家は日本語補習校へ通わせるのを一年でやめました
そして通信教育を始めました。
まぁ、最大の理由は息子の夜驚症なんですけどね。
この事はまた別の記事でゆっくりまとめて書けたらなと思っています。
そのまま息子は5年生、娘は一度も補習校へ通うことなく2年生で帰国となりました。
息子も娘も通信教育はきちんとやってくれるタイプだったので、5年生の息子であっても日本の公立小学校に入学した今、意外なほどすんなり授業には対応できているようです。
参考図書(教科書)の違いによる進み具合で、まだ習っていなかった箇所などはありますが、それは国内での引っ越しも同じこと。教科書をぱらぱらっと見て分からないところがあれば一緒に読んだり、今はありがたいことに学習系YouTubeもあるので、言葉では理解しづらい実験の様子などは動画を見て学んでいます。
補習校や塾に通うのは学年によっては必要かもしれない。
日本にいても高学年や中高生は塾に通う子が多いですし。
たまたま我が家は渡米したのが小さい頃だったので、のんびり過ごさせて頂きました。
(コロナ禍での一年半に及ぶオンライン授業期間はゆる過ぎて辛かったですけどね。健康第一です)
帰国子女のサポートが手厚い小学校を選んだ方がいいのではないかと、帰国前は実はかなり心配していましたが。。
入学前、説明を受けに学校へ行った際に校長先生が顔を出してくれて。分からないことが多くて当然ですからね。どうか気を張らずに来てくださいね。と子供たちに言ってくださいました。
とても良い学校、先生、仲間に恵まれたなと思っています