スロウハイツの神様 辻村 深月さん
上下刊、長い話でしたが、下刊は一気読みでした
若きクリエイターたちが住むスロウハイツでの人間模様
それぞれが魅力的で、若い頃は何者でもない自分に苦しみ、他人を羨み、でもそれを言葉に出すのは悔しくて
地位を築いても、過去の苦しみを抱えている
過去をバネに、前に進む
1人ではなく、知らず知らずのうちに誰かを支え、誰かに支えられている
若い頃、もっと必死に生きれば良かった、と思ったりしました
登場人物たちの関わりが、最初はあまりよく分からず、個々のキャラクターを理解出来ずに読み進めていましたが、徐々に引き込まれて行きました
下刊での伏線回収は見事で、どんどん感情移入し、時間を忘れて読んでしまいました
どうか、スロウハイツの住人たちが、みんな幸せでありますように、と願います