骨を弔う 宇佐美まことさん

 

タイトルからして、ちょっと怖そう

普段なら手に取らないタイトルです

 

でもこの時は、なぜか惹かれて読むことに

地元紙で河原から謎の骨格標本が見つかったところから物語は始まります。
それを読んだ主人公は、昔小学生の頃に、友達と行ったあることを思い出します。
小さな、もう忘れていた出来事をこの記事をきっかけに、記憶を辿り、久しぶりにその当時の友人を訪ねていきます
子供なりの小さな疑問、その時は気づかなかった違和感
それを繋ぎ合わせて、記憶を辿っていくと、忘れていた怖さや切なさを思い出します。
そして、その出来事たちが今の人生にも深く影響していました。
 
当時小学生だった登場人物たちから続く、後悔や記憶の重さを感じながらも、気持ちが引き込まれます。
事件の謎はもちろん、心の複雑さについても感じられる作品でした。