病院行ってきたら?と上司に言われましたが
震えるのは昔からで、疲れてるせいもあって
目立つんじゃないのかな、と
考えていたため、病院には行きませんでした。

ですがある休日。
1人で夜ご飯を食べていたところ
サラダを掴んだ箸が異常にカタカタと…

あれ?今日はひどいな…
と思いながらも口まで運ぼうとすると

運べないのです。
震えすぎて、口まで持っていけない。
無理やり持って行くと箸から落ちるサラダ。
さすがに怖くなりました。
これはなんだ?病気なのか?
良性の震えじゃないのか?と…





そこでやっと、病院に行こうと
決意したのです。
震えがひどくなってきたのは
就職して2ヶ月ほど経った頃です。

新しい環境、覚えることがたくさんといった
ストレスもあってか、手の震えがかなり
目立つようになってきました。

外回りから帰ってきて
キーボードを触ると、カタカタカタカタ
カチャカチャカチャカチャと
うるさいのなんの…

落ち着かせようにも震えが止まる
気配がなく、ついに会社の上司に
指摘をされました。

緊張しぃなんか?書類持ってくるとき
いつも手が震えてるけど何や?

…まさかそんな風に捉えられていたとは!
確かに、働き出して緊張していた頃は
声すら上手く発せない状態でしたが
最近はそんなことないのに…と
少しショックでした。

また、別の上司からも
お前何でいつも手ぇ震えてるんや?
と言われました。この方は、
非常に気さくな方で、会社でも
かなり話しやすい上司です。
多少の緊張感はありますが、ガチガチに
緊張して震えるほどではありません。
ですが震えていたそうです。

一度病院行ってこいと言われるほど
目立って震えていたようでした。


大学時代、私は多くの方に
震えを指摘されました。

手の震えだけでなく、脚の震えも。

あまりにも急に増えたため、
心配になりネットで検索。

どうやら、本態性振戦というものがあり
手が人よりも震えやすい体質のようで、
結構多くの方に見られるとのこと。

特に文字を書く際に困ることも
なかったため、まぁ気になるけれど
命に別条はなさそうなので
それ以降は、自分の特徴という
程度に考えるようになりました。

また、あがりやすくよく緊張するため、
そういった不安によって症状が出ているのか
とも考えましたが、いつから症状が
あったのかは不明だったので
あまり考え過ぎないことが大切かも、と
深く考えないよう心掛けました。

そのためか、もう手が震えることが
当たり前になり、意識しなくなってきました。

この頃は、手の震え、脚の震え、
声の震えなどがありました。