10月25日発生の集中豪雨で被災しました
千葉県南東部の長柄町(ながらまち)
11月7日にも私はそちらへ行き災害ボランティア活動をしてきましたが
半月してもまだまだ復興支援のニーズもあり
この日も早朝5時半に家を出てはみました
ところが、まあ・・
今回はJRでなく、途中の千葉駅まで京成電鉄でようやく来られました
何があったかと言いますと・・
早朝からJR総武線は運転見合わせだったんです
あわゎ、このせいで前回より40分後の電車に乗ることとなり
茂原駅から2時間に1本しかないバスに間に合わないのではと
不安いっぱいの外房線でした
ま、この話題はお昼の休憩の際ボランティアの仲間との話題にでき
初対面同士が打ち解け合うきっかけにもなりました
茂原駅からのバスの発車には間に合ってよかった
茂原の市街地から長柄町へ。田んぼや山林が続く田園風景に変わり
2週間ぶりに訪れたのにちょっと懐かしいような気持ちです
ですが、のどかな思いと裏腹に
今回ボランティア活動をします戸建てのお宅での作業は
前回に比べても過酷な感じでした
庭に溜まった土砂を撤去するのは前回同様ですが
今回は家屋のすぐ裏手が崖で、そこからの土砂が溜まり
更には雨が降る度に水を含むらしく
スコップでかき出すのも一輪車で運ぶのもかなり重くなる訳ですが
何より大変なのが特に泥状な所へ足を入れますと
ズブズブ沈み込み簡単には抜けなくなるのです
私もそうとは知らず
いつものおさんぽ用レインブーツを履いてきて、作業にも取りかかりましたら
見事に泥にハマり、難儀しながら足を抜く時には
ブーツの靴底が取れてしまいました
ボランティア先の家の方からひもを頂き、ボランティアの仲間からもひもを結わえ修繕して頂きました
このブーツで帰りの電車にも乗ってきたのですが
これで作業するのでは大変でしょうと
家の方からゴム長靴までお借りしました
そしたら、最初履いてみました婦人用Lサイズでも私にはきつく
結局紳士用のをお借りしてがむばりました
あと、今回のボランティアメンバーはかなり達人揃いで
皆が手慣れてもいつつ、会話を聞いてますと千葉県のあちこちや福島県へ復興支援に行ったりしてる様子でした
合計11名のうちの女の人4人もそうした方々で
素人ボランティア丸出しの私も、女だからって甘えてはいられない気持ちになりました
ですが
私に対しても作業後の長靴を洗うことへの手助け頂いたり
帰りのバス停にいる時も「自動車で来てるけど、送ってあげられなくてゴメンね」とわざわざ言いに来てくださったり
そうした女性らしい気遣いも光り
私も見習い、かつ実践もできるようにならなきゃと
収穫も多き今回の活動でした
でも一番の収穫は作業が今回で完了し
崖下に掘った排水の溝が通じることとなり
翌々日の金曜からは雨降りですが、もう水は溜まらないで済んでることでしょう
今回は帰りも路線バスで
長柄町では過疎化もあって、バス路線も縮小傾向のようで
こうして乗車することが一助になればと思うばかりです
お借りしたゴム長靴はそのまま頂け
更には作業に加わった近所の方から収穫したばかりの長ネギを頂いちゃいました
獲りたてネギのみずみずしさと味の良さは後日調理し格別でした
この方は横浜から長柄町へ移住し、新規営農ということですが
この収穫物の素晴らしさは、きっと水害復興の礎となる頼もしさでしたp(^o^)q