🟠息子→小学4年生、小児がん(リンパ腫)治療終了、経過観察中

 

🟠娘→小学1年生、DQ49知的障害児

 

 ※今日は知的障害のある娘の話です。


 



娘の保活は「保育園入れますか?」と聞いて回るところから始まった。






当時、障がい児受け入れ🆗の保育園は一部だった。





「もし、ダメ」と言われたら?

とても心細かった。

聞くたびに、胸がギュッとなった。






もともと私は「赤ちゃんを預けて働くこと」に罪悪感があった。プラス「障がい児を預けて働くこと」は障がいから逃げる口実に感じて罪悪感を深めた。






結局、預けて働いたけど、受け入れ先の間口の狭さ、預けた後のトラブル、終わらない身辺自立…うちの子は世間に出たらいけない子なんじゃないか、障害のある子を閉じ込めて暮らしてた親の気持ちがわかる気がした。






保育園の方は「大丈夫ですよ。」といつも言ってくれたけど、とにかく、人様に迷惑をかけちゃいけない…。

そればかり考えてた。

娘の悪いところばかりを見てしまい、追い詰められた精神状態だった。






娘が小学生になって、義務教育になってホッとした。義務教育だから、「障がいを理由に」追い出されることがない。





最近の娘は、手はかかるけど、他害が減った。周りを困らすことも、じんわり減ってきている。まだまだ手はかかる未来見えるが、配慮すればそれなりにやっていけそうな未来も見える。






そうなると、娘はとても可愛かった。

今まで悪いところばかり、見てたけど、今は良いところが目立つ。

ノリが良くて遊びに誘うと一緒にやってくれるところや、美味しい食べ物は分けてくれるところ。

いつもニコニコしてること。小さなことを大きく喜んでくれるところ。





今年から居住地の保育園は、障がいを理由に子供の受け入れNGがなくなった。加配が用意できない理由で断る園はありそうだが、受け入れ先が増えて追い詰められるお母さんが減ればいいと思う。