父が還暦を迎える年。

私は東京で1人をして間もない頃だった。

父に還暦祝いの赤いちゃんちゃんこ!は無理だからベストを編もうと、東京駅前の大丸の手芸品売り場へ行った。

当時そこで編み物を無料で教えてくれていた。


私に編み物を教えてくれていたWさん。

当時50代くらいだったんじゃないかと思う。

Wさんとは、編み物が終わっても、私が地元に戻ってからも、年賀状だけの付き合いがあった。

一度私が東京に行った時に銀座でお茶した。

年賀状では私は近況報告を毎年していた。


今年父が亡くなったので喪中ハガキを出したら、手紙が届いた。

年賀状の差し出住所は実家にしているので、実家に届いたのを家族が写真に撮って送ってくれたのだ。


直筆で書かれた手紙。

なんとも心が温まるなあと感じた。


SNSで簡単に繋がれる時代になったけど、手紙にしかない良さは絶対あると思う。


Wさんももう80近いと思うが、36年編み物を通じて人との出会いを楽しんでいると書かれていた。まだ編み物🧶続けられているようだ。


今度東京に行く際には一度尋ねてみたいと思う。



おわり