正式には同行支援従業者養成研修。
通称ガイドヘルパーとは、利用者である視覚障害者のかたに同行し、情報の提供をするというものです。障害者の方はヘルパーの依頼をし、事業所がヘルパーを派遣する。障害の重症度によって毎月何時間まで利用できるかは人によって違うみたいで、市役所か区役所に行けば障害者は申請手続きできます。
母が視覚障害認定を受けてから、今まで気にしたことのない世界(視覚障害者の世界)を知った私。
母のボランティア先のカフェに足を運んだ時、視覚障害者同行する仕事があり、近々研修があるので、受けてみないかと声をかけられたので、今月中は無職だしこれも何かの縁と思い申し込んだ。
研修1日目
朝9時半~18時と時間も長め。1日目は全て座学。久々の座学に後半は眠くなる・・・。
講師は2名、どちらも弱視の先生でした。
1人は先天性で片目は全盲。片目は視力0.04以下とかなんとか。
もう一人は、後天性で60過ぎてから弱視になった方。
1日目の講義内容は
>福祉サービスについて
>同行支援の制度と従業者の実際
>障害者人権
>代筆。代読の基礎知識
でした。
視覚障害者のリアルな体験談を交えながらの講義はとても興味深く、健常者では気づかない、目が見えることを前提として構築されている社会では、障害者(視覚障害者に限らず)
様々な障壁があるんだと知ることができました。
ちょっと聞いてきたことで覚えていることを書いてみます。
例えば、
エレベータによく点字がありますよね。
最近では珍しくもなく、視覚障害者にはありがたいエレベーターだなって私は思ってました。
でも、実際は音声案内があるエレベーターならいいのですが、ない場合があるようです。
ない場合。行きたい階のボタンは押せたものの、エレベーターが止まってもどの階に着いたかわからないそうです。たしかに、盲点でした。
点字ブロック。よく自転車でふさがれていますよね。これも方向を間違ったり、また、白状杖が車輪に挟まったりして困るようです。
副音声機能のTV番組はあるけど、それがやたら障害者のことについてなど、普通のプログラムにして~と。視覚障害者の僕が盲導犬どうのこうのの、話とか別にそんな興味もないらしい(人によると思いますが) NHKと土曜ワイドショーは副音声付きが多いみたいです。あとアンパンマンも。
歩行している時、ふつう歩行者は白状杖をついて歩いている人を見たとき、よけますが、不幸にもぶつかってしまった場合、今までまっすぐ歩いていたのに、方向が変わって、間違った方向に歩いて行くらしいです。ちなみに京都市の信号機は東西、南北で音楽が違いますので、
視覚障害者はそれで方向を確認されています。
視覚障害者の3人に2人は誤ってホームに転落したことがある!!
約60%もの人が落ちてるんですよ、中には亡くなった方もいらっしゃいます。
彼らの間では駅のホームは「欄干のない橋」と呼ばれているようです。
落ちてしまう原因は、ホームに電車があると思って足を踏み出したらなかった。
階段だと思って降りたら階段ではなかったなどです。
彼らは、目が見えない分、聴覚、触覚を最大限使います。
電車が来たことも音を聞いて、またはアナウンスを聞いて判断するようですが、
いつもタイミング良く自分の乗りたい電車のアナウンスが流れるとも限りません。
電車が来たと思ったら、実は向かい側のホームの電車だったってこともあるみたいです。
電車の音って壁とかに反射して、向かい側のほうがよく聞こえたりするみたいです。
そんなんだったら、危ないから外に出るな!って意見の方もいるかもしれません。
では、障害者は外に出てはいけないのか?人生の大半を家の中で過ごす?
耳が不自由なだけで、私たちとなんら変わりはない1人の人間。私たちと同じ生きる権利があります。外の空気を吸って気分転換をして、友達としゃべって。それを人権の時間に学びました。
そしてガイドヘルパーは、1人でも多くの視覚障害者が家に引きこもらず外出できるよう
近年需要が増えてきた資格でもあります。
実際、視覚障害を持ってから5年10年、家から怖くて出られなかったって人はたくさんいるようです。
最近、町で障害者をよく見かける、白状杖持った人よく見かけるって方いるかもしれません。
それは障害者が増えたのでなく、外出できる障害者が増えたのです。まだまだ世の中には、家から出てない障害者がいっぱいいらっしゃるようです。
視覚障害者の生の声
障害を持ってるとわかった途端に、なぜか赤ちゃん言葉で話しかけられた。なんで??
(ちなみに講師の先生大学院まで出てられました、全盲で弁護士の方もいます)
診察券を返す時、私に返さずヘルパーに返す。手に乗せてくれたら受け取れます。
食堂などで、親切に割り箸を割ってくれた。割り箸くらい割れます。手は問題ないから
カレーを頼んだら、親切にぐちゃぐちゃと混ぜてくれた
決して迷惑と言われていたわけではありませんので、誤解のないように。
授業を面白くするため、例を出しながら面白おかしく話されてましたので。
などなど、視覚障害者も全盲で全く見えない人もいれば、光が分かる人、視野の一部が欠損してる人、ぼや~と見える人といろいろなので、なんでもかんでも赤ちゃん扱うみたいにしなくていいということです。手伝って下さるときは、聞いてくださいと。
混ぜましょうかとか割りましょうかとか。
「がんばってください!」ってよく言われますが、何をがんばるんじゃい!と思う。障害者が頑張らんでいい、社会を作ってと思うらしいです。
「がんばって」と言われることには素直にありがとうと思うとおっしゃってましたが。
障害者が頑張らんでもいい社会って??
全ての書籍がCD付きや点字付き
TVの音声ガイドチャンネルの充実
全てのバスが車いすok(身体障害者のため)
音声ガイド(視覚障害者のため)、表示ガイド(聴覚障害者のため)
全ての書籍が点字付きにはならないでしょう。だってそんなことしなくても世の中は成り立ってるから。ってこれは講師も言っておられました、社会的要因を解決するには、時間とお金がかかる。でも、ガイドヘルパーさんが外出に同行してくれたら問題は即解決!!と。
誘われて何も考えすに軽い気持ちで申し込んだ研修でしたが、とても大事なことが勉強できました。
これを読んで、周りに視覚障害者がいるわ!って方。もしかして、その人ガイドヘルパー制度を利用できるって知らないかも知れません。是非教えてあげてください。
「お手伝いしましょうか」の一言がすごくうれしい!!やっぱり1人で歩いてると不安だけど、誰かがいると安心すると。
私は、今まで何も言えずそっと見守っていましたが、今度時間があるときは、一声かけてみたいと思います
2日目終わったらまた書きたいと思います。
通称ガイドヘルパーとは、利用者である視覚障害者のかたに同行し、情報の提供をするというものです。障害者の方はヘルパーの依頼をし、事業所がヘルパーを派遣する。障害の重症度によって毎月何時間まで利用できるかは人によって違うみたいで、市役所か区役所に行けば障害者は申請手続きできます。
母が視覚障害認定を受けてから、今まで気にしたことのない世界(視覚障害者の世界)を知った私。
母のボランティア先のカフェに足を運んだ時、視覚障害者同行する仕事があり、近々研修があるので、受けてみないかと声をかけられたので、今月中は無職だしこれも何かの縁と思い申し込んだ。
研修1日目
朝9時半~18時と時間も長め。1日目は全て座学。久々の座学に後半は眠くなる・・・。
講師は2名、どちらも弱視の先生でした。
1人は先天性で片目は全盲。片目は視力0.04以下とかなんとか。
もう一人は、後天性で60過ぎてから弱視になった方。
1日目の講義内容は
>福祉サービスについて
>同行支援の制度と従業者の実際
>障害者人権
>代筆。代読の基礎知識
でした。
視覚障害者のリアルな体験談を交えながらの講義はとても興味深く、健常者では気づかない、目が見えることを前提として構築されている社会では、障害者(視覚障害者に限らず)
様々な障壁があるんだと知ることができました。
ちょっと聞いてきたことで覚えていることを書いてみます。
例えば、
エレベータによく点字がありますよね。最近では珍しくもなく、視覚障害者にはありがたいエレベーターだなって私は思ってました。
でも、実際は音声案内があるエレベーターならいいのですが、ない場合があるようです。
ない場合。行きたい階のボタンは押せたものの、エレベーターが止まってもどの階に着いたかわからないそうです。たしかに、盲点でした。
点字ブロック。よく自転車でふさがれていますよね。これも方向を間違ったり、また、白状杖が車輪に挟まったりして困るようです。
副音声機能のTV番組はあるけど、それがやたら障害者のことについてなど、普通のプログラムにして~と。視覚障害者の僕が盲導犬どうのこうのの、話とか別にそんな興味もないらしい(人によると思いますが) NHKと土曜ワイドショーは副音声付きが多いみたいです。あとアンパンマンも。
歩行している時、ふつう歩行者は白状杖をついて歩いている人を見たとき、よけますが、不幸にもぶつかってしまった場合、今までまっすぐ歩いていたのに、方向が変わって、間違った方向に歩いて行くらしいです。ちなみに京都市の信号機は東西、南北で音楽が違いますので、視覚障害者はそれで方向を確認されています。
視覚障害者の3人に2人は誤ってホームに転落したことがある!!約60%もの人が落ちてるんですよ、中には亡くなった方もいらっしゃいます。
彼らの間では駅のホームは「欄干のない橋」と呼ばれているようです。
落ちてしまう原因は、ホームに電車があると思って足を踏み出したらなかった。
階段だと思って降りたら階段ではなかったなどです。
彼らは、目が見えない分、聴覚、触覚を最大限使います。
電車が来たことも音を聞いて、またはアナウンスを聞いて判断するようですが、
いつもタイミング良く自分の乗りたい電車のアナウンスが流れるとも限りません。
電車が来たと思ったら、実は向かい側のホームの電車だったってこともあるみたいです。
電車の音って壁とかに反射して、向かい側のほうがよく聞こえたりするみたいです。
そんなんだったら、危ないから外に出るな!って意見の方もいるかもしれません。
では、障害者は外に出てはいけないのか?人生の大半を家の中で過ごす?
耳が不自由なだけで、私たちとなんら変わりはない1人の人間。私たちと同じ生きる権利があります。外の空気を吸って気分転換をして、友達としゃべって。それを人権の時間に学びました。
そしてガイドヘルパーは、1人でも多くの視覚障害者が家に引きこもらず外出できるよう
近年需要が増えてきた資格でもあります。
実際、視覚障害を持ってから5年10年、家から怖くて出られなかったって人はたくさんいるようです。
最近、町で障害者をよく見かける、白状杖持った人よく見かけるって方いるかもしれません。
それは障害者が増えたのでなく、外出できる障害者が増えたのです。まだまだ世の中には、家から出てない障害者がいっぱいいらっしゃるようです。
視覚障害者の生の声
障害を持ってるとわかった途端に、なぜか赤ちゃん言葉で話しかけられた。なんで??(ちなみに講師の先生大学院まで出てられました、全盲で弁護士の方もいます)
診察券を返す時、私に返さずヘルパーに返す。手に乗せてくれたら受け取れます。
食堂などで、親切に割り箸を割ってくれた。割り箸くらい割れます。手は問題ないから
カレーを頼んだら、親切にぐちゃぐちゃと混ぜてくれた決して迷惑と言われていたわけではありませんので、誤解のないように。
授業を面白くするため、例を出しながら面白おかしく話されてましたので。
などなど、視覚障害者も全盲で全く見えない人もいれば、光が分かる人、視野の一部が欠損してる人、ぼや~と見える人といろいろなので、なんでもかんでも赤ちゃん扱うみたいにしなくていいということです。手伝って下さるときは、聞いてくださいと。
混ぜましょうかとか割りましょうかとか。
「がんばってください!」ってよく言われますが、何をがんばるんじゃい!と思う。障害者が頑張らんでいい、社会を作ってと思うらしいです。「がんばって」と言われることには素直にありがとうと思うとおっしゃってましたが。
障害者が頑張らんでもいい社会って??
全ての書籍がCD付きや点字付き
TVの音声ガイドチャンネルの充実
全てのバスが車いすok(身体障害者のため)
音声ガイド(視覚障害者のため)、表示ガイド(聴覚障害者のため)全ての書籍が点字付きにはならないでしょう。だってそんなことしなくても世の中は成り立ってるから。ってこれは講師も言っておられました、社会的要因を解決するには、時間とお金がかかる。でも、ガイドヘルパーさんが外出に同行してくれたら問題は即解決!!と。
誘われて何も考えすに軽い気持ちで申し込んだ研修でしたが、とても大事なことが勉強できました。
これを読んで、周りに視覚障害者がいるわ!って方。もしかして、その人ガイドヘルパー制度を利用できるって知らないかも知れません。是非教えてあげてください。
「お手伝いしましょうか」の一言がすごくうれしい!!やっぱり1人で歩いてると不安だけど、誰かがいると安心すると。
私は、今まで何も言えずそっと見守っていましたが、今度時間があるときは、一声かけてみたいと思います
2日目終わったらまた書きたいと思います。